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第1310回【nakaちゃんねる 圧巻人生達成プログラム】(2025/1/2)▲▲30年も変わらず演じ続けるとは、の話▲▲
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「男はつらいよ」の映画1作目を見ておりました。
男はつらいよ、は言わずと知れた、
渥美清演じる車寅次郎が
毎回のドタバタ劇を繰り広げる
かつての松竹のお正月映画の定番でした。
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この映画は渥美の死と共に
一旦幕を閉じることになりますが、
30年近い期間にわたって公開され続けた
長寿作品といえます。
30年の時間が経っていれば
当然演者も30歳歳を取っているはずなのに、
そんなことにはお構いなしで
いつもと同じキャストで話が進んでいく。
(おいちゃんは森川信から松村達夫、下條正巳に変わったが。
個人的には森川信が一番良いと思う)
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ある意味無茶苦茶な部分もあるけれども、
これはこれで同じ環境を30年も続けられるのは
「歴史になる」領域であると改めて知ります。
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ところで、
渥美清はこの映画のヒットを境に
車寅次郎以外の役を演じなくなったと言われます。
渥美清=車寅次郎の構図を崩さないようにした、
という役者魂もあるでしょう。
声優で昨年お亡くなりになった
大山のぶ代さんも、
一時からドラえもん以外を演じることは
なくなったと言われます。
これは役者冥利に尽きる、とも言えそうですが、
役者本人にとっては幸せなことなのか。
一挙手一投足を寅さん、ドラえもんとして
見られ続けるわけですから。
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ところで話は変わりますが、
在京のキー局・ニッポン放送では
入社式に親子同伴で出席する文化があるそうです。
元ニッポン放送アナウンサーの垣花正さんは、
自分の入社式の際に田所康雄(渥美清の本名)と名乗る俳優が
同期の父親として来局したことに驚いたと言います。
渥美清は死ぬまで私生活を秘匿していたため、
死後に初めて公表された事実だそうです。
正に、俳優はつらいよ、かもしれませんね。
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男はつらいよ第1作を見ていて以外だったのが、
初期作品ではおいちゃん、おばちゃんが
寅次郎のことを「寅ちゃん」ではなく
「寅さん」と呼んでいるんですね。
まだ他人行儀な雰囲気を感じる
ワンシーンなのでした。
今日も素晴らしい一日をお過ごしください。
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★★今日の圧巻人生方程式★★
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30年の時間を
同じキャラクターとして生きることとは?
自分の人生の30年と照らし合わせてみよう。
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