第618回【圧巻人生日誌 日々是成長】609(2023/1/29)▲▲自分をメタ的に捉え、泰然として生きていく▲▲
本日は裏山仲間の北川さんに
組み手に応じて頂いておりました。
時間も大幅にオーバーでしたが、
夜遅くまで有難うございました!
組手の中ではキャリア観のようなものについて
お話をさせて頂いていたのですが、
自分を客観的に見てみることの重要性を
改めて考えさせられました。
自分の強みとは何なのか?
価値としてご提供できることとは何か?
ということを以前エフェクチュエーションを学んで以来
考えることが増えましたが、
(エフェクチュエーションについては、
ご存知ない方は調べてみてください)
自分の目の前に置かれた環境で
判断するのではなく、
一歩引いた視点で見て取ることが大事、かと。
たまたま29日付の日経朝刊・『文化』コーナーで、
作家の木内昇さんが
世阿弥の『目前心後』という言葉を紹介されていました。
『目を前に見て、心を後ろに置け』
という能楽での舞の心得だそうです。
客観的に自分を含めた総体を眺める、
その様な意だそうです。
キャリアを考える時も
近視眼的に自分を眺めると、
ズッコケてしまった時に
再起するのが難しくなってしまいそうです。
一歩引いてみてみることで、
自分の立ち位置や振る舞いを
メタ的に見て取ることができ、
『失敗大歓迎』
『人間万事塞翁が馬』
と唱えるくらいの余裕が生まれるのではないでしょうか。
木内さんがお書きになっている
こちらの言葉がまた良いですよね。
『幸せであるなしにこだわらず、
泣いたり笑ったり、
嘆いたり苦しんだりする自分を、
少し離れたところから眺めて、
『今日も一生懸命生きとるな』と、
頷くくらいでいいのだ』
人生生きてりゃ色んなことがありますから、
疾風に勁草を知る、ではないですが、
ちょっとやそっとのことでは動じず
泰然として生きていきたいものですね。
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★★今日の圧巻人生方程式★★
自分のまつ毛を
自分で見ることが出来ない様に、
自分自身のことは
自分ではなかなか捉えづらいもの。
しかし、
一歩視点を引いてメタ的に見ることで
自分を取り巻く様々な事象と共に
自分の立ち位置を把握できるのではないか。
良いこと悪いことが起きるたびに
感情を大きく揺さぶられることなく、
大きく構えて生きていきたいものだ。
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