第419回 【筋トレ日誌 その他日々是】410(2022/6/29)▲▲人生幸せであり続けるためには▲▲
ここでもしばしばご紹介している
歌手・半崎美子さん。
彼女の曲『灰汁(あく)』の中で
こんなワンフレーズがあります。
遅過ぎることなんてない
まだ何も始まっていない
私はもう〇〇歳のオッサンだから。
もう人生の残りは消化試合だから。
思わずそんなセリフが口から出ていないでしょうか。
人生遅過ぎることなんてないですよね。
そう思ったのも
6/29の日経『文化』の欄に登場していた
阿久津さんの話に触発されたため。
阿久津さんは現在87歳ですが、
バイクのカブを利用して
24時間1,000キロ走行会を主催されているそうです。
バイクにお詳しくない方には?かもしれませんが、
郵便配達の方が乗っているバイクで
1,000キロを走る企画があるそうです。
あんな小さな馬力も弱そうなバイクで?
なんとも酔狂な企画にも思えます。
しかし特筆すべき面白さは、
世間でいうおじいちゃん世代の阿久津さんが
今なおこんな風変わりな企画を
自ら主催し渦を巻いていることでしょう。
しかも
カブに出会ったのが40代というから、
遅咲きの渦巻き組とも言えるでしょう。
40代にもなるともう先が見えた、
人生折り返し地点、
なんて平気で言ってしまう人もいるかもしれませんが
阿久津さんは40代がスタート地点。
先程の歌詞ではないですが、
遅過ぎることはないし
まだ何も始まってもいないんですよね。
よくある光景かもしれませんが、
職場で50代くらいのオッチャンが
あと数年を乗り切ることを口にする様子を見聞きすると、
マズイマズイ!その毒素に侵されてはならん!
と強く思ってしまいます。
そもそも50代で乗り切るとかって
何歳まで生きるつもりなのよ、
と思ってしまいますが。
そしてこういうエピソードに触れると、
もちろん職場で仕事をこなすことも大事ですが
長い人生観と比較すると
『所詮は仕事、職場』とさえ思えてしまいます。
長い人生スパンで見た時に
自分にとっての人生や幸せとは何なのだろう。
人生そのものを途中で投げないで
走り続けられることこそが幸せ、
なのかもしれないなとも思えます。
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