第210回 【筋トレ日誌 その他日々是】201(2021/10/31)▲▲他者のストーリーに触れて▲▲
たまたま目にしていた
他者のストーリーに心惹かれ、
今日は備忘とご紹介までに書いてみます。
https://www.roselabo.jp/blogs/about/
ROSE LABO という
バラの花を原料にコスメ製品・食品を製造する
当時22歳の女性が起した会社の話です。
社長の田中綾華さんは、
学生の頃はどこにでもいそうな普通の女の子。
そんな普通の女性が大学1年生の時に
ふとした事がきっかけでスイッチが入り、
そこからは大学中退→起業→苦労の連続→安定飛行と、
普通の人なら選択しない道を自ら歩まれています。
元々はどんな方だったのか。
高校生の頃は夢もない目標もない、
夢に熱い人とは距離を置く、そんな若者だったといいます。
そんな普通の若者が大学生になって、
周りが夢や目標について熱く語り輝いている姿に
スイッチが入ってしまったそうです。
そこからはスピード感あふれる展開、
好きな事を仕事にしようと決め大学も中退。
そしてバラ農家で修行を積む日々。
しかし、農家と自身の考えとの相違をきっかけに起業へ。
ここまでのストーリーは
比較的上り坂話として語られる内容かと思います。
しかし、人生には下り坂がつきもの。
起業から半年後に
商品のバラ3,000本を枯らしてしまい
絶体絶命のピンチに遭遇。
3,000万円の借金。自失呆然。
どうすんのよ私、状態。
朝はバラのお世話、
昼はあてもなく飛び込み営業のために状況、
夜は居酒屋でバイト。
勿論それだけでは解決にもなるわけもなく、
親にバラのお世話を託して農業学校にも通う毎日。
自身で『地獄の日々』だったという日々。
しかし、ここからが怒涛の快進撃。
人見知りで営業なんてとてもとても、
と思い込んでいた田中さんですが、
飛び込み営業でガンガン売りまくっていく。
その後は色んな局面を迎えながらも、
化粧品に食料品に、と
商材を拡大し今に至るそうです。
ここまでの話はかなり端折った内容ですが、
改めて思うのは
『なんだかんだ言っても人生色々あるのだな』
ということ。
イケイケな上り坂の時もあれば、
何かの拍子に一気に下り落ちる下り坂もある。
そんな時にいかに踏みとどまれるか、
っていうのは思いの外大事だし、
何かのロールモデルがなければ
なかなか留まるのは大変な事だと思います。
そして、
自分を思い込みで規定しない、
という事も大事なことではないでしょうか。
今回ご紹介した田中さんは
人見知り、営業なんてとんでもない、と
思い込んでいただけで、
フックが外れた瞬間から営業が苦にならなくなったと言います。
私も自分のキャラをどこかで
ラベリングしてしまっているのではないか。
これが当たり前の姿、と思い込んでいる部分もあるのではないか。
そんな他者のストーリーに触れる度に
自身を振り返る良い機会になっているのではないか、
と考えるのです。
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