見知らぬおじいちゃんが教えてくれた大切なコト。『生き抜く力』

どーも、セイちゃんです。
今日は見知らぬおじいちゃんから聞いたお話を紹介するよ。最後まで見てくれたら嬉しいよ。

ある時、見知らぬおじいちゃんは戦争の話を聞かせてくれました。おじいちゃんは戦争に行きましたが、奇跡的に生還したのだと語っていました。

「本当に戦争はつらくて悲しいものだった」
「あんなことは絶対繰り返してはいけないことだ」

そう、力強く言いました。
私は強く共感しながら話を聞いていました。

続けて、
おじいちゃんは思い出したように語りました。

そういえば戦争の時って本当に頼る人がいないんだよ。待ってたって誰も助けになんて来てくれない。だから、どんなに悲しみの淵にいたとしても、自分の足で再び立ち上がって、自分の力で生きていかなきゃならなかった。

続けて言いました。

「今は戦争はないが、自然災害が起こる。それで大勢の人が亡くなる。すごく悲しいことだ。」
「だが、現代人はそんな時に、まず自分の力でなんとかふんばって生きていく、っていうことが出来なくなっている。災害があっても、国やボランティアや誰かがきっと助けてくれる、支援してくれると思い込んでいる。
「それだから、シェルターが足りないとか、もっとご飯をよこせだとか、『もっとくれ』という。なにか、未熟さを感じる。そんな心持ちで『復興などない』なんてよく言ったもんだ。

今までにない発想だったので、おじいちゃんの言葉は強烈に胸に刺さった。それとともに共感を覚えた。

本当に命の消える瀬戸際にたった時、自分を救えるのは誰かではない、自分だけだ。
待ちの姿勢では何も変わらない
と私は思う。

戦争という最悪の時を駆け抜けてきたおじいちゃんからすると、「前向きに図太く生き抜く力」という部分で、現代人はまだ未熟だと感じたのかもしれない。

私に被災して大切な人を亡くした人の気持ちなどわからないが、自分の力で立ち上がろうとしなければ、本当の意味で自分の心は救われないのかもしれない。

いつだったか、被災地に本当の意味での「復興などない」といわれていたが、それはそうだ。
なくなったものは元に戻ることなどない。
だから、当人が、歯を食いしばって、自分の力で立ち上がらなければ、一生心の復興などできないと思う。

私が将来、本当に辛くて悲しいことがあっても、「人の助けなど頼りにしない。自分の力で、踏ん張って立ち上がることができる人でありたいな!」とおじいちゃんに強く思わされました。

やっぱり、人にして頂く支援はありがたいですけど、それはほんのおまけみたいなもの。それにすがりついて頼りっぱなしになるのは、私的にはよろしくないですね。

※ただいち個人のお話に対してのいち個人の意見です。

最後まで見てくれてありがとう。
感想や意見もくださいね。私も未熟者なんで。

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