春の薫り風に誘われどこまでも。
時折、君の薫りが私をつつむ。
 あいたし あいたし

叶わぬと知りながら
君を探してしまう。

空にいるくせに。
すぐには行けない場所にいるのに。
どうして、そんなに優しく薫るんだ。

零れてしまうじゃぁないか。
 あいたし あいたし
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