イロトリドリ
友人と街中を歩く。
楽しい会話を続けながらイロトリドリの露店に寄る。何を見ても微笑んでしまう。
気心の知れた友人と出かけるのは楽しい。大切な時間だ。だが、そんな察しの良い友人には、度々揶揄われる。
微笑み溢れる理由は、ふと彼のことが浮かぶから。
アイスクリームを頬張る人々を見て、彼も涼んでいるだろうかと、あの時の味を思い出す。
ふと、見上げた先で彼に似た人をみかける。声をかけそうになる。
よく見なくとも、似てなどないのに。
彼の教えてくれた曲を木陰で歌う人がいる。耳に残る彼の声がささやく。
暑さ和らぎ、石畳の道も軽くステップを踏みたくなる。
私の日常は、イロトリドリになっている。
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出会いは、何処でおきるかわからない。
出会いは、色を齎す。
その人にしか無い色を分けて貰う。
縁が無数の彩り豊かな円になるように。出会いを大切にしたいなヽ(^o^)丿🍎✨
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