やわらかいところ/詩　散らかる文

もし、一切傷つかない心があったなら憧れるかもしれない。

ただ、欲しいか？ときかれたら…私は、遠慮するのだろう。

私は、やわらかいところを持っていたいのだ。どんなに裂かれるようなおもいをしても。

傷つきやすいひとは、やわらかいところが豊富なんだと想う。それを持ち続けることは良いことだと思う。いつかきっと相手の気持ちを柔らかく包めるひとになれる。

心が金剛石のような人も良いと思う。
それは、無敵で傷つかないわけじゃない。幾度も耐え抜き、磨き鍛え上げる唯一無二のこころ。

のらりくらりもまたよい。
しなやかさは、必要な分のちからを知り、余分さを受け流す。無用な争いをさけ、冷静になる時間を齎してくれる。

見守る人もよい。
白黒決めるのは、いつだって簡単だ。けれど曖昧さの中で生きる私たちは、簡単に答えを出せることは少ない。そんな中様々な意見に耳を傾け、思考してくれる人は重要だ。

言い出したら、切りが無いか(笑)

色んな立場で考え方で、向き合っている素敵な人がいる。一見合わなそうなひとも、仕事だと気が合う人もいる。

人間関係は、なかなか大変だ。
やわらかいところが傷つくことも
あるだろう。

けれども、私もあなたも必要だよ。

それだけは、間違いない。