せいや
本のことや、文学のことについての記事を集めたマガジン。
Pythonに関する記事を投稿していきます。
先ほど過去の日記を読み返していた。 過去と言っても4カ月前くらいなのだが。 過去の日記を見ていると、己の時間の感覚が如何にずれているかがわかる。 アナログで日記をつけていると自分の直筆の文字を見ることになる。 九年前の自分と4カ月前の自分の字体が思った以上に変化していた。 筆跡鑑定をしたら別人と判定されるのではと思うほどに。 日記を書くメリットとは、自分の変化をまざまざと感じることができることにあると思っている。 自分の変化が全て成長であるかはわからないが、明らかな変化は感
雑草という草はない。 我々は自分たちの知識、知っている言葉の範囲でしか世界を認識していないのだろうか。 夕焼けの空がオレンジなのは、オレンジという色を知っているからそう言っているだけであり、実はその他のあらゆる色であの色を説明できるのではないだろうか。 同じ気持ちの人は二人いない。10人の悲しい人は、同じ悲しみを感じているわけではない。10種類の悲しみがあって、本当はそれぞれに適切な感情を表す言葉があってもいいのかもしれない。 森羅万象はユニークであり、同じものを対象とすると
最近何してる? この言葉に素直に答えたことがあるだろうか。 いつもこの質問をされると少しだけ返答に窮する。 もちろん素直に答えるのだが、Youtubeをみていることだけはなぜか素直に答えられない。 それはあまりにYoutubeに娯楽のイメージが付きすぎているからだろうか。 実際自分が見ているのは、娯楽以外の何者でもないものから、勉強と言ってもいいようなものまである。 けれどそれらを一緒くたにしてYoutubeと答えるのに逡巡する自分がいつもいるのは否めない。 最近何してる?
2024年という年をどう過ごすか。 そんなことを言うと鬼が笑うとも言うけれど。 笑わせておけばいいじゃないか。 そんなことは知ったこっちゃないと、大風呂敷を広げればいいじゃないか。 言ったもの勝ちと言わんばかりに。 自分としては去年から引き続く知的好奇心の向上を止めたくないという思いと、さらなる自己研鑽を続けたいという思いがある。 一週間ほど前に28になった自分。 28という年齢を若いととるかとらないか、いずれにせよ自分にとって若くもあるしおじさんでもある。 それだけ歳を重
将棋が大好きな男がいた。 彼には一緒に将棋をする友達が居なかった。 なぜなら、彼は将棋が強すぎて、誰も彼の相手をしたがらなかったからである。 彼は、もう既に10年近くは負けていない。 もっと強い相手と勝負がしたかった彼は、将棋ができる人造人間を作ることにした。 彼は、今まで時間を費やしてきた将棋の勉強をやめ、ひたすら医学書と工学書を読みふけった。 そしてついに彼は、人造人間をつくることに成功した。 男は、自分の造った人造人間に、得意げに話しかけた。 「おい人造人間、私と将
言葉は特殊なものなんだよ なにが特殊なんですか 言葉はね、自分自身でしかそれをあらわせないという特徴をもっているのだよ、言葉とはね。do you understand ? 何を言っているんですか。それじゃあリンゴはリンゴ以外のもので説明できるというのかい リンゴは赤いだろうが 赤くないリンゴはりんごじゃないとでも?りんごジャムはリンゴじゃないとでも? りんごジャムはリンゴじゃないんじゃないか じゃないじゃないうるさいですよ。近所迷惑ですって あんたのタイピングの音のほうがうる
薄暗いところで あなたって鬱なの?躁なの?どっちなの? そうなんだよソースなんだよ なにいってるかわからない だからそうだってば 躁なの? 鬱だよ あなたってほんとにわかんない そうだね 躁なの そうじゃない そうじゃないの 違う違う、そうじゃ、そうじゃない なにいってるのか全く分からないわ もういいよ、躁でいいから そうじゃないでしょ ソースだよ ソースはわかったから、真面目にはなしてるのよ私は じゃあ鬱で 鬱でいいのね そうだね そうなのね 躁じゃないけど じゃあ鬱 そ
2021年は全部で70冊ほど本を読みました。 今回はその中でも面白いと思った本Top5を紹介していきます! 第5位 『世界は善に満ちている―トマス・アクィナス哲学講義―』(新潮選書) この世にはまだ自分の知らない"欲求されうるもの"が無限にあるという事実に胸の高鳴りを感じた。 感情とは受動的なもの。人間の愛は受動的なもの。それは人の中に刻印され、喜びをもたらす。 愛する人がもう一人の自分となり、自分の中に生きていく。そうして育まれていく自分と世界との絆。 世界は善に
今回は、私の大好きなユーミンの楽曲 『ダンデライオン~遅咲きのたんぽぽ』 のサビの歌詞を、私なりに考察していく。 きみはダンデライオン 本当の孤独を 今まで知らないの 冒頭の「きみ」とは誰のことか? この曲のタイトル「ダンデライオン」とはタンポポの事なので、はじめに私が連想したのはタンポポの綿毛である。 たくさんの綿毛たちは、はじめは身を寄せ合っている。 ひしめき合って暮らす彼らは"淋しさ"を知らない。 だから孤独を知らない"きみ"というのは、兄弟たちがいつも共に
Official髭男dismが、またとんでもない曲を発表していた。 その名も"Universe"。宇宙という意味だ。 宇宙を望遠鏡で、ハッブル宇宙望遠鏡か何かで覗く。 そこには、白色光が点在する無機質な景色ではなく、入道雲に絵の具をまぶしたようなカラフルな世界 - 世界も英語でUniverseだ - が広がっている。 この「Universe」では、そんな鮮やかな宇宙が表現されている。 ドラムとベースがシンコペーションで踊る。その上でギター・ブラス・キーボードの虹のような掛
どうもこんばんは。 最近はめっきり、自己紹介をすると、聖闘士星矢ではなく霜降り明星が連想されるようになってきた、Seiyaです。 本日、下北沢へ古書店ツアーに行ってきました。 下北沢で下車するのは人生初だったので、古書店という目的も相まって気分は最高潮。 今回巡ったのは… 『古書ビビビ』 『古書明日』 『クラリスブックス』 の3店舗でございます。 巡った順に紹介していきます。 古書ビビビ古書店に足を踏み入れるのはかなり久々であることに、店の前に来て気が付いた私。 すぐ
私は激怒した。 昔教科書でお目にかかった短編小説を思い出す書き出しだが、私が本当に怒り心頭に発したわけではない。 激怒する"演技"をしたのだ。 これは8月のとある日曜日、児童館での出来事である。 児童館では毎日、分級と呼ばれる時間がある。 分級ではゲームをすることもあれば、子供たちが自由に遊ぶこともある。 その日の分級は、"謎解きゲーム"だった。 その内容は、一人の先生が作ってきてくれた謎解きクイズを、生徒に出題するというものだ。 しかしただ謎を提示して、それを子供たちに
今回は、プログラミング言語"Python"で、超簡単なBotを作っていきたいと思います。 大前提この記事ではプログラミング"初心者の方にも分かり易く"を心掛けておりますが、最低限のPythonの知識を持っていることは前提とさせていただきます。 Botって何?Botという言葉には様々な定義があると思いますが、ここでは 「何か言葉を入力すると自動で言葉を返してくれるプログラム」 という認識でオーケーです。 Botを動かしている様子完成したBotのイメージは次のような感じ
私は、クラシック曲、特にピアノ曲が好きだ。 過去にピアノを習っていたというのも大きな理由の一つだが、 それよりももっと深くにある、ピアノの音色が持つ壮大な世界に大きな魅力を感じる。 この記事では、貴方の今の気分、貴方好き嫌いのタイプによって、オススメの作曲家を紹介したいと思う。 それに加えてそれぞれの作曲家のオススメ曲を何曲か紹介する。 とにかくピアノ曲の魅力を感じたい方「ショパン」クラシック曲でピアノ曲といえば、真っ先に浮かぶのはやはりショパンだ。 彼は、「ピアノの
私は、スピッツが大好きだ。 スピッツは、日本のアーティストの中でもかなり過小評価されていると感じる。 え?十分評価されてるって? まだまだ。スピッツの持つ底知れぬ魅力はそんなものではない。 一般に知れ渡っているスピッツの魅力はあくまで表面的なものに過ぎない。 今回はそんなスピッツの魅力を語っていきたい。 この記事を読んで、皆さんを"スピッツ沼"に連れ込むことが、この瞬間の私の最大の指名だ。 スピッツの魅力その1「歌唱力」皆さんはスピッツのボーカル、草野マサムネの歌唱を
私はゲームが好きだ。 "ゲームが好き" と言うと恐らく、"ゲームをプレイするのが好き"と捉えられる方が大半だと思う。 プレイするのも勿論なのだが、それ以前に"ゲーム"というジャンルが包含する要素全てが好きなのだ。 「ゲームをプレイする」 「ゲームのアイデアを出す」 「ゲームに関する書籍を読む」 「ゲームをプログラミングする」 など、ゲームに関してできる行為は枚挙に暇がない。 そんなことを考えていてふと、こんな事を思った。 「なぜ僕は、これほどまでにゲームが好きなのか?