母校のグランドへ行って来た
今日は休日。
採用試験の終了報告をしに、久しぶりに母校のグランドへ行って来た。
監督、部長、コーチ。それぞれにご挨拶。
マメに連絡を入れないこんな僕でも、いつも笑顔で迎えてくれる方々が本当にありがたい。
何も変わらない現場がそこにはあって、変化を求め続けている僕にとっては、とても心落ち着く雰囲気が、そこにはあった。
昨今、高校野球といえば、球数問題、ブラック部活、部員減少など、多くの問題が取り上げられる。特に変化を求められる現代において、変化が少ない高校野球、高野連は、批判の的とならざるおえない現状がある。
僕自身も、高校野球指導者から離れたからこそ見える、高校野球に露呈している問題は、今すぐ変えていくべきだと、思う節があった。
しかし、改めて現場に行くと、今の現状を守り抜く人たちがいて、こうやって現状を維持し続ける方々がいるからこそ、長い歴史が続いているんだとも思った。
以前、ダルビッシュ有選手がある記事で、
「甲子園は大きくなりすぎた。」
と答えていた。とても納得できる。
100年もの歴史は、本当に尊いもので、子どもにとっても、野球部に携わる関係者からしても、憧れの場であることは間違いない。
しかし、大きくなりすぎたが故に、改善すべき問題が多すぎる。
もはやどこから手をつければ良いかわからない状態。
関わる人が多すぎるからこそ、起こる問題も多くなり、最終的には処理しきれないぶん、「個人の責任」としてしまう。
誰一人として、適当にやっているわけではない。
全員が必死で、一生懸命だからこそ、そうならざるおえない状況を迎えているんだと思う。
もはや、進むべき道に「正解なんかない」。
だからこそ、僕がここで主張したいことは、
「純粋に誰もが野球を好きでいてほしい。」ということ。
わりと力ずくな結論付けですみません。笑
ただ、僕個人として感じることは、あまりにも頑張る人たちへの批判が多いこと。※あくまで僕個人としての見解ということを強調しますが。
何を批判しようと、変えられないものは変えられない。
それだったら、誰かを批判したり、敵意を向けるのではなく、純粋に野球を好きでいてくれたらそれで良い。
青臭いことを言っているのは承知ですが、好きに敵うものはないと僕は考えます。
ちびっ子らに野球を教えてあげるだって良い。
暑い中頑張る子らに、お茶を差し入れしてあげるだって良い。
誰々があーだこーだ、どこどこがこーだあーだ。なんて、
どーーーーーーーーーーだって良い。
それが嫌ならやめりゃー良い。
変えられない現状があるからこそ、多くの人がその人なりの関わり方をすれば、自然と良い方向に向かって行くのではないかなと思う。
僕もまだまだ道を模索中。こんなとこでわけわからん主張すな!と言われれば、言い返せませんが(笑)、今日は僕なりに感じたことを書きました。
以上。
ご精読、ありがとうございました。
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