全ては一つ

私達が人類の歴史により記録されたDNAや血統、育ってきた環境によって抱えている最も大きな誤解は「この広い宇宙で一人だけで存在している」と無意識で思い込んでいる事です。
人類の歴史を振り返ってみると、生き残っていく事が大きな目的でした。従ってあらゆる事に対して、危険か安全か、この生き物や人間は敵か味方かを見極めたり、予測して備える事が大事でありその結果が私達のDNAに組み込まれています。従って私達のあらゆる動機の底流には「不安・恐れ・欲望」が存在しています。これらの動機から発生する出来事によって、いままでも、これからも人類にとっての不幸や苦しみが生まれてきます。
人は言葉や思考や感情、出来事では変わりません。(変わるきっかけにはなるかもしれませんが)意識(本当の私ー顕在意識)が変わらない限り人は変わらないのです。それではどういう風に意識が変わればいいのでしょうか?
私達は誰かと誰か(両親)が結びついて愛し合った事によって形になってこの地球に現れてきます。そして両親を含む誰かに育てられて一人前になり、誰かが作った食べ物を食べ、誰かが作った服を着て、誰かが作った場所に住む事によって生きていく事が出来ています。
人は誰もひとりでは生きていく事が出来ない、助け合って生きていく事しか出来ない存在なのです。
私達の集合無意識という闇に存在している「この広い宇宙でポツンと一人だけで存在している」から「全ては1つ」という真理に気づき意識という光に照らしていく事です。
その本当の私(私達)である、意識が変わってゆくきっかけになればと思い、noteの方に投稿しています。
それはあらゆる動機の底流が本能的な不安・恐れはあるとしても「概ね安心・安定」欲望も仏教で言われている「小欲知足」少しの欲で満足する「概ね満たされている」に変わっていく事を意味しています。動機が変われば、思考(考え)、感情、行動も変わってくるからです。
私達は誰も一人・みんな一人ですが、みんな1つ・全ては1つの存在です。つながっています。
ひとりでも多くの人達が「全ては1つ」を意識化していけば、その顕在意識が人類全体の集合意識に反映されて、次の世代に引き継がれていきます。さすれば地球全体は愛と自由と至福と平和に満ちた素晴らしい世界に大きく変わっていくでしょう。
それが人類全体の進化の方向であり、意識が変わるとは自ら進化する事を意味しています。

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