炎症のある箇所
炎症は、体が何らかの傷を負ったときに起こる
防御反応で、自己治癒の一環です。
打撲や切り傷のように目に見えてわかる傷から
細菌やウイルス感染、有害化学物質によって
起こされる目に見えにくい傷でも起こります。
まず打撲や捻挫などの外傷、酷使などによる蓄積疲労に
より筋肉や靭帯が傷つくとそこに炎症反応が出ます。
目的は傷つき壊死した組織の
回収と、新しい組織の再建です。
ここでは修復期間も炎症に含めます。
傷ついた場所が治るまで炎症が続きますが、
その間に新たな傷ができると治りが遅くなります。
ですので痛めてしまったら安静にしていた方が
よいのですが、現実はなかなかそうは行きません。
本来安静にしてたら1ヶ月で治るものが、負担をかけ続けるとどんどん治らなくなります。
治らない状態が続くと慢性炎症化という状態になり、なかなか良くならない状態になってしまいます。
そうするとずっと痛い感じになってしまい、生活の質がかなり下がります。
なので整体では痛めてる箇所に負担がかかっているバランスを調整し、治りやすい状態にします。
そして炎症を抑える処置(湿布やアイシング)で炎症を抑え治していきます。