34 外国人マネージャーに心を掴まれました
こんにちは!
先日外国人のマネージャー(正確には僕の上司の上司)が来日し、初めて会ったのですが1発で心を掴まれたのでそのことを書きたいと思います。
まず僕は英語が喋れません。。単語レベルでのSpeaking、ほぼHearingできないスキルセットです汗
もちろん外国人マネージャーは日本語が喋れないのでコミュニケーションは英語です。英語という共通言語でのコミュニケーションがタフな状況でも心を掴まれたんです。
理由は、外国人マネージャー(長いので以降は”彼”と呼ばせてください)とてつもなくコミュニケーションスキルが高いんです。
英語が喋れたらもちろん良いのですが、喋れなくても心を掴むことができる!ということをものすごく実感しました。
なぜ心を掴まれたのか。ポイントは下記3つだと思っています。
・挨拶
・態度
・興味
※コミュニケーションスキルが高いと書きましたが、今回のコミュニケーションスキルの具体はこの3つにさせてください
今回彼が来日したことで30分対面での1on1の機会を頂くことができました。(僕の英語は残念な感じなので、あまりモチベーションはあがりませんでしたが汗)
その状況で彼は僕の心を掴んできました
順番に行きましょう。
まずは「挨拶」です。もうここでほぼ心を掴まれました笑
僕は彼と会ったこともないですし、会話をしたこともありません。
普段は海外にいますし、メンバーは僕も含めて様々な国に約100人近くいます。
そんな状況の中、「最初の挨拶なんて言おうかなー」とかなんとか考えながら、1on1をやるために外国人マネージャーがいるミーティングルームに僕は入っていきました。
すると座っていた彼は即座に席から立ち、握手を求めながら「Hi Seiji!!」ととてもフランクに下の名前で呼んでくれました。
まだ自己紹介もしていないのに自らが歩み寄ってくれ、そして何より自分の名前を言ってもないのに呼んでくれたこと。ここにグッときました。
名前で呼ぶ。ということもポイントだと思うのですが(名前で呼んでくれるといっきに距離感縮まりますよね。そもそも名前で呼ぶのは国の文化等で様々だとは思いますがまったく悪い気はしません)、自分の名前を知ってくれていること、覚えてくれていること、呼んでくれたことが単純に嬉しく、いっきに緊張が取れたのを覚えています。
そこから彼との1on1がスタートするのですが、繰り返しになりますが僕は英語はほぼしゃべれません。なので僕がとった戦略はミーティングルームにホワイトボードがあるので、これを使って自分の経歴等を時系列で書きながら説明していく戦略を取りました。話ができない分は視覚で補おうと思ったんです!
そこで2つ目の「態度」ですが、本当に真剣に聞いてくれるんです。
そりゃそうだ。ですが、紙とペンをもって僕の説明で気になる点は一生懸命メモしてくれる。質問もしてくれる。うんうん頷いている。
印象に残っているのは僕が質問をしたとき、身を乗り出して(本当に身を乗り出して)まっすぐ僕の目をみてうんうん頷きながら、聞いてくれたことです。
彼からしたら僕は100近くいるメンバーのうちのひとり。
そんな関係でも目の前にいる人の話を120%耳を傾けてくれる。聞いてくれていると実感できるのはとても嬉しいことだなぁと感じた瞬間でした。
この時点は僕はほぼ彼に心を掴まれているのですが、決定的になったのは3つ目の「興味」です。
僕の質問に対して興味をもって聞いてくれたのはもちろんですが、そもそも僕と1on1をするにあたって、僕のことをある程度Inputしていたことです。
具体的には、LinkedINという社会人のSNS的なものがあるのですが、そこで僕の経歴をざっとみていて、僕のことについて勉強してくれていたことです。
もちろん1on1をしているのは僕だけではなく、他のメンバーもいるので、そのメンバー分の勉強している。ある程度そのメンバーのバックグラウンドを頭に入れていて、1on1に臨む。もう頭上がりません。。
僕が自分の経歴の話をしたこともあいまって、彼がしっている僕の情報と僕が説明した僕の情報をすり合わせるかのように、とても興味深く色々と「興味」をもってくれました。
1on1が終わったころには僕はすっかり彼に惚れているのですが、同時にとても勉強になりました。ああコミュニケーションってこういう事かーと。
1on1の機会を作ってくれたマネージャーには感謝ですし、外国人マネージャーにも感謝です。とてもいい機会になりました。
あと余談ですが、めちゃめちゃ陽気なんですよね。南米出身なのでラテンの血が流れているからなのかもしれませんが。超気さく。
こういうところも人から好かれるポイントなのかなと。
以上です。
ここまで読んで頂きありがとうございました!