影のある透明感
職場。
僕の目の前に非正規職員のKさん(仮名・30代・女性)が座っている。
職場から遠くない場所に住んでいて、既婚者。この町の出身者ではなく、N県出身。3人同胞第3子。旦那の実家で相手の両親と同居?していて、子どもさんはいない様子。
Kさんは、10人大人がいたら9人が美人だと言うタイプ。綺麗なお姉さん。
彼女と同じ係に仕事の出来ない困った正規職員Q(40代・男性)がいて、そいつの負担を彼女が被っていたために、同僚の正規職員O(20代・女性)を間に挟みながら、Kさんの困りごとを聞いていた。
KさんとOと3人で3P…じゃなくて、飲みに行ったこともあり、おかげでKさんと普通に話せる仲になった。2人でのやりとりはないのだけど、Oと3人のグループLINEをするように。
Kさんと2人きり…というのは1度もない。
BはKさんのことを知っている。上記の経緯をいい意味でBに伝えたら
「あなたは絶対にKさんのことが好き。Kさんに求められたら拒否しないはず。」
と言われた。
…うん。拒否しないと思う。
「人間なんてどうなるかわからないからね」
Bはそう続けた。
僕の隣に座る職員が認めているのだけど、Kさんは僕と話すようになって明らかに回復をした。
Kさん。
美しい透明感と、どこか影を感じる佇まい。
さてさて、どうなるものか。
どうしたものか。