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東京のXRエンジニアが名古屋へ移住して感じたこと

こんにちは、XRエンジニアとして活動している者です。
1年前に東京から名古屋へ移住しました。
この1年で感じたことや学んだことを、これから移住を考えている方や興味を持っている方に向けてシェアしたいと思います。

新宿ライフ:夢の実現とその代償

私は帰国子女で、イギリスとベルギーで育ちました。
高校生の頃には東京への憧れが強まり、大学進学を機に東京へ。
さらにご縁があり、新宿御苑前に本社を構える会社に転職しました。

新宿御苑前に住み、職場まで徒歩1分という夢のような生活を送りました。
新宿は交通の要所で、関東各地で行われるXR系イベントに気軽に参加でき、友人も増えました。

しかし、大きな課題がありました。

それは 家賃 です。

新宿での生活は充実していましたが、家計に大きな負担をかけるものでした。
そしてリモートワークの普及を背景に、「関東以外で住む」という選択肢が浮上しました。

名古屋への移住を決めた理由

名古屋は私にとって馴染みのある場所でした。
出張の際に訪れた「栄Virtual Portal」というXR系のバーや、オンラインで参加した「xR Tech Nagoya」のイベントを通じて、名古屋には知人・友人がいました。

加えて、名古屋は大都市でありながら家賃が東京に比べてリーズナブル。
新幹線のぞみの停車駅という利便性もあり、「東京と大阪のちょうど中間」という立地の魅力もありました。

こうして、仕事が落ち着いたタイミングで、名古屋への移住を決断しました。

以下は、移住当時の私の投稿です!引越記念にAR作品を作りました!

名古屋での暮らし:予想以上の快適さ

名古屋での生活は、予想以上に快適でした。以下、特に魅力的だった点を挙げます。

1. 鉄道網の発達と便利な立地

「名古屋は車社会」というイメージを持つ方もいますが、鉄道網が非常に整備されています。
車を持たずに生活しましたが、全く不便を感じませんでした。

2. 豊かな商業施設

名古屋には巨大な商業施設が多数あります。
例えば、「イオンモール Nagoya Noritake Garden」は名古屋駅徒歩12分という好立地にもかかわらず、57,000m²という広大な敷地を持っています。
以下の図のように「ノリタケの森」という公園が隣接していて、憩いの場になっています。

図転載: 三菱地所レジデンス

3. カフェ文化

名古屋の喫茶店文化は全国的に有名で、コメダ珈琲店をはじめ、広々としたカフェが数多くあるのが特徴です。

以下はコメダ珈琲店の店舗数に関する私の投稿ですw

4. 歴史的な魅力

名古屋は歴史好きにとっても魅力的な場所です。
織田信長や徳川家康にゆかりのあるお城が多く、そんな場所に日帰りで訪れることができます。

名古屋での課題:XRイベントの少なさと文化の違い

東京と比べるとXR系イベントの数は少ないです。
受け身でいるとXRの最新情報を得るのは難しいです。
しかしこれは、情報収集を積極的に行うことでカバーできる点ではあります。

また、イベントの集客にも東京と名古屋では違いを感じました。

東京では、エンジニアが登壇や展示を行う小規模イベントが比較的簡単に開催される印象があります。
これは、IT企業やスタートアップが東京に集中していることが一因だと思います。

一方で、名古屋は製造業が盛んです。製造業は業務の性質上、社外よりも社内での知見共有に重点を置かれることが多い印象です。

そのため、私のようなXRエンジニアが野良イベントを開催する場合、事前の告知や宣伝が大切だと実感しました。

ただし、これは地域特性による違いであり、どちらが良い・悪いという話ではありません。それぞれの文化があり、その中で工夫しながら活動していくのも一つの楽しみです。

栄VirtualPortalで「名古屋AppleVisionPro体験会」を開催したときの様子

まとめ:名古屋に住んでよかった

いろいろと書きましたが、名古屋への移住は大正解でした。生活コストが抑えられるだけでなく、カフェやお城巡り等、豊かな暮らしができています!

もしフルリモートで働ける環境があるなら、名古屋での生活を検討してもよいのではないかと思います!

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