宝物はすぐそこに。

いつもの河川敷。徒歩1分の場所にある。
そこは僕にとって宝物だ。

この世界は本当に広くて
死ぬまでに行けない場所が99%だと思う。

1%の世界とともに生きる我々。
良いのか悪いのかは知らん。

自分にとって最高なもの。
それは1%の中にある。
いや、必然的にそうなってしまう。

残りの99%にもっと良いものがあるかもしれない。
それなのに自分はそこにたどり着けない。

それが辛くて苦しんだことを覚えている。
中学3年生の僕は本当に苦しんだ。

完璧主義の自分にとって
この現実はあまりにも酷だった。
(なんでそこまで自分に自信があるのか知らんが)

今の僕は家から徒歩1分の河川敷が宝物だ。
近くを大切にしないで、遠くに出ても
そこの良さを最大限に感じられない。

そう考えるようになったからだ。
1%の世界を最大限に生きる。
無駄に悩むより、前向きな悩みを。

みんなは、自分に近いところを大切にしているか。
自分にとっての宝物はあるか。
あるならそれを大切にしてほしい。
ないなら、目の前にあるそれを宝物にしてみては。

宝物が無くて悩むことが無くなる。
後からそれを宝物にすることだってできる。
つまり、割り切り。

割り切りがうまくなれば
生きるのがうまくなる。