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能登の食材を集めるミッション⑦輪島塗の御膳

能登の酒をとめるな!イベントで、是非使いたいと思った、輪島塗の御膳。
早速、能登町にあるオーベルジュ「ふらっと」のちかこさんにメールをしました。

現在、「一般社団法人能登地震地域復興サポート」という団体を立ち上げ、炊き出し支援や輪島塗、能登瓦の保存など、能登の食や伝統を未来に繋ぐ活動をしているとの事。
その活動の中で、輪島塗の御膳を倒壊家屋からレスキューしたり、譲り受けたりしているから、一度見に来たら!とお声がけ頂きました。そして当日、保管されている場所へ向かいました。

とある場所にある輪島塗りの御膳たち
洗浄器が搭載された軽トラ 汚れも綺麗に落ちます

レスキューされた御膳は綺麗に洗い、器の状態を確認、記録し、ナンバリングされて保管されていました。なんて大変な作業なんでしょう!

どんな器が入っていて、どんな状態か
綺麗に保管されていました

そこからは、ちかこさんと100余りの器とお盆を探し出しました。全部綺麗に揃える必要はなく、色んなサイズの器を選びました。
逆に揃っていない方が、並べた時に素敵かもと感じていました。

御膳を数えながら、保管場所から運びました
汗だくです!

「売ったりしたくない、譲り渡すという形であなたに渡します。大事に使ってね。」

何か目に見えない、大事なものも一緒に譲り受けた気がしました。
イベントだけではなく、料理教室ができるようになったら使ってみよう、撮影にも使えるな、なんて考えながら。

明治時代の御膳 赤というより朱色が素敵

ちかこさん、御膳の持ち主の方、一般社団法人能登地震地域復興サポートの皆さん、本当にありがとうございます。
大事に大事に、使わせて頂きますね!

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