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Withコロナ時代の情報発信者に求められる「たった一つの姿勢」
あるジュニアサッカー専門のウェブサイトを閲覧していたら、こんなタイトルの記事に遭遇した。
「サッカーのプレー自体にリスクは少ないが…。“コロナ時代のジュニアサッカー” 危険なのは?」
感染症の専門医の方が書いたというこの記事は、以下のような文章で始まる。
感染の規模にもよりますが、サッカーは実際にコロナウイルスに対して、プレーする観点から言うと、それほどリスクは高くないと思っています。サッカーは空気の循環が非常にいい屋外でプレーするスポーツですから。
(中略)
Jリーガーにも感染者が出ましたけど、別にサッカーをプレーしたがゆえに感染したのではなくて、生活の中で例えば食事をしに行って感染した可能性が高いので、サッカーをすること自体は比較的、大きな問題ではないと個人的には思っています。
皆さんは、これを読んでどう感じただろうか?
「専門家が言っているんだから、プレー自体にリスクは少ないんだな」
と思った人もいるのもしれない。
だが、ひねくれ者の僕は「本当に?」と思ってしまった。
ここから先は、サッカーの安全性を僕なりの根拠を提示して証明しつつ、コンテンツ制作における重要な姿勢を示したいと思う。ジュニアサッカーの専門媒体に書かれたこの記事に対して、本音を盛り込んで意見を述べているので、今回だけは、有料コンテンツとさせていただくことをご了承願いたい。
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瀬川泰祐の記事を気にかけていただき、どうもありがとうございます。いただいたサポートは、今後の取材や執筆に活用させていただき、さらによい記事を生み出していけたらと思います。