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「休み」に目覚めた社会人の丁寧じゃないナイトルーティン

こんにちは。Webディレクターのウヅキです。

突然ですが私には今、ハマっているソーシャルゲームがあります。
『学園アイドルマスター』通称『学マス』です。

『学マス』とは未来のトップアイドルを目指す女の子たちをプロデューサーとして育成する、アイドル育成シミュレーションゲームです。

ゲームの主な目標はレッスンをこなしてボーカル・ダンス・ビジュアルの3つのパラメーターを上げ、より良い成績で定期試験をクリアすることです。
様々な課題をクリアして好成績で試験を終えると、アイドルの特別なライブを観ることができます。

アイドル達には体力の上限があり、試験までの期間で体力を管理して効率よくパラメーターを上げていく必要があります。

「休み」コマンドを使用して回復できるタイミングを考慮しながら、少しでも多くパラメーターを上げられるよう攻めていくペース配分が難しく、個人的に楽しいポイントです。

さて、学マスに熱中し何日か経ったある日、1時ごろベッドに入った私の脳が無意識に思考します。

「今から朝までの6時間、体力を消費して本を読んだり映画を見たり、趣味のパラメーターを上げることもできるのか」

「でも、ここで『休み』を使って回復したほうが明日の仕事のパラメーターをたくさん上げることができそうだから……寝よう」

正にゲーム脳。まぶたの裏に体力ゲージや行動を選択するゲームのUIが浮かびます。

ゲーム画面のUI
(引用元:https://gakuen.idolmaster-official.jp/system/)

もしかして、私の体調管理も学マスと同じなのではないか?

この時私は、「しっかり休むと次のターン(翌日)の行動が捗る」という真理に気づいたのです。

耳にタコができるほど聞いた話ですが、言葉でなく心で理解できたのはこの時が初めてでした。
ゲームはいつも私に大切なことを教えてくれます。

こうして私の「休み」コマンドの効果を高めるためのナイトルーティン作りが始まりました。


もともとの生活リズム

まずはこれまでの生活リズムを振り返ってみます。特に意識していることがないので、実情を書き出すとこのような感じです。

  • 平均睡眠時間:6時間ほど(理想は7時間)

  • 就寝時間:0時~1時の間で日によってまちまち

  • 就寝ギリギリまで趣味の動画鑑賞、ゲームなどをやっている

布団に入る時間を決める

これまでの生活では「この時間に寝ないと明日が辛い」というデッドラインは決まっていますが、横になって寝付くまでの時間は計算に入っていません。

デッドラインの時間に横になっても寝付くまでに時間がかかり、十分な睡眠時間をとれない日もありました。

そこでこれからは、寝付くまでのバッファーを30分ほど考慮して起きたい時間から逆算し、23時半を目途に布団へ入ることを決めました。

寝る前に完了したいタスクを見直す

布団に入る目標時刻を決めたところで、それまでをダラダラ時間を忘れて過ごし、目標がなあなあになっている未来が見えます。
夕食後から就寝の目標時刻までの過ごし方から見直すため、1日の最後に終えておきたいタスクを洗い出しました。

  • 入浴

  • 髪や肌などのメンテナンス

  • 歯磨き

  • ゲーム、動画鑑賞、読書など趣味の活動

平日は入浴から歯磨きまでの必須の工程と、趣味の活動のみにタスクを絞ります。

理想はちょっとした家事もこなしたいところですが、あまり詰め込みすぎると無理が生じるため、上記以外のタスクは夕食前か朝の時間に回すこととしました。

趣味はゲームや動画など強い光を見るものが多いので、就寝時刻までに切り上げるようにします。

寝付くための環境を作る

無事、就寝目標時刻に布団へ入ったら眠りの体勢に入ります。

私は本+音楽+照明でリラックスして寝付ける環境を作ることにしました。

趣味の一つである読書は適度に眠気を誘うので、この時間に取り入れます。
本の世界に没頭すると、いろいろな事を考えすぎず、程よく集中できます。

最近は高野秀行さんのノンフィクション小説にハマっています。

面白くて切り上げ時を見失うのが難点です。

ここで夜更かししてしまっては本末転倒なので、読みすぎ防止のために活用するのが音楽です。

スマホで好きな音楽をかけて、15分後に再生停止タイマーをセットしています。
本格的に眠りたい時間になると音楽が止まるため、そこが読書終了の合図です。

気に入っているアイテムを使う

早めに必要最低限のタスクをこなし、読書をするというありきたりなルーティンですが、実はこの中で一つだけこだわっているポイントがあります。

それは読書タイムに使用している間接照明です。

読書中は体を寝るモードに切り替えるため、部屋を暗くし、本が読める程度に手元を明るくしています。
この時に使っているのがキャンプ用のランタンです。

左のコダックは、横になって読書する際のクッションに最適です。

もともとはデスクライトとして購入したものですが、持ち歩き可能なのでベッドの上でも使用できます。

なんとなく普通のスタンドライトより見た目が楽しくて取り入れてみたのですが、枕元を照らすと非日常な雰囲気があってお気に入りです。

この空間が楽しく、読書タイムのモチベーションが上がりました。

ナイトルーティンを作ってよかったこと

まず期待通り体調が良いので、翌日の仕事が捗る実感がありました。

しっかり休んだぞ!という心の余裕があるので、精神的にも落ち着いて仕事に取り組むことができます。
セルフメンテナンスに取り組めている満足感から、周りの出来事に気を配る余裕が生まれたのも良かったです。

好きなことをするプライベートの時間も、質が良くなったと感じます。
読書に関しては読書タイムが確定したので、毎日ほぼ必ず実施できるようになりました。

そしてもっとも単純で嬉しかったのが「寝るだけで達成感がある」ということです。

規則正しい生活習慣を持っていなかった人間としては、ルーティンを継続するのは正直難しいです。
少し油断をするとぼーっと動画を見て23時、急いでお風呂に入らないと!という日もあります。
その分、目標通りに読書タイムを始められた日はそれだけで気分が良いです。

おしゃれな要素も特別なこともない、ありきたりなナイトルーティンですが、習慣を作ってからちょっとだけ毎日が豊かになっています。

生活リズムが乱れがちでお困りの方は、ゲーム感覚でナイトルーティンを作ってみませんか?

現在私はより良い「休み」のため、寝具を整えようと計画中です。
おすすめのリラックスアイテムなどありましたら、情報をお待ちしています!

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