30代以降の生きづらさと、母親との関係[前編]
人を不快にさせるのは良くないから、本音は黙っておこう
世間の目が気になるから、着たい服は少し我慢しよう
こんな仕事やりたくはないけど、せっかく就職できたんだから続けなきゃ
本当は行きたい所や、やってみたい事があるけど、今は仕事を優先させるべき
そんな、真我の意思とは違う発言や行動を積み重ねて、40歳近くになると
●些細なことで謎にイラっとする
●やりたい事がわからなくなってくる
●他人にも[〇〇するべき]を強いたくなる
●楽しいかよく分からない
●理由もなく涙が出る
●何のために生きてるのか分からない
などのメンタルの不調に現れたり
皮膚や内臓の不調や、原因不明の腰痛が起きたりする場合もあります。
ただこれは別に本人が全部悪いわけではなくて
幼少期から15歳ぐらいまでの母親との関わり方から生じる
[バグ]である可能性が非常に高いです。
5歳ぐらいまでの子供の行動原理は
[親に喜ばれたい、自分に関心を向けて欲しい]
これは人間に備わった本能です。
人間はだいたい15歳ぐらいまでは、親またはそれに準ずる大人の庇護がないと生存できない
そのため[親から愛されるような言動をとる]
本能にそうプログラムされています。
そして、子供が主に関わる大人は、核家族化が進行した現代だと親2人の場合が多い。
しかも、お父さんは仕事が忙しくて密に関われない事が多く
お母さんは、1人で、無意識のうちに自分の知ってる範囲内
お母さんの常識と認知の枠の中だけで、子供に接してしまう状況が非常に多い事が見受けられます。
お母さんが子供にさせたい事、子供に望む方向、お母さんの望む
[こうなって欲しい、こうして欲しくない]
と、子供の真我、アイデンティティが一致する事は
残念ながら、ほぼ0%です。
忙しくて、気持ちも体力もいっぱいいっぱいなお母さんは
我が子が自分の望むようにしてくれた時に褒めがち、無意識のうちに嬉しさを表現しがち
逆に、子供のアイデンティティからの言動が、お母さんの望むモノでない場合
無意識のうちに苦い対応をしがちです。
そうなると、もうご想像がつくかと思います。
子供は、自分の[やりたい]や[好き]よりも、お母さんが望む方向で決めよう
その方が喜んでもらえる、褒めてもらえるなら、自動モードを[お母さんの常識]に設定しておこう
真我からの欲求は、とりあえずハジに置いといて。
大雑把に言うと、そうなります。
別に母親が[我が子を思い通りにしよう]と思ってなくても、です。
潜在意識で[我が子<アタシ]となっている、ガチ目の猛毒母は、今は触れません。
(母親が、そんなガチ猛毒で、子が生きづらくなってしまった場合は、特別なコーチングなどで脳の書き換えと、本気の自助努力が必要になってきます)
真我からの欲求や意思より、他人(親も自己ではなく他人です)の要求や意思を優先する
続けるうちに、真我をオートで否定する思考パターンも生じてくる
この思考と行動パターンが30年以上積もり積もると
真我が否定され続けた結果、真我からの欲求や意思に、氣付けなくなったまま生きている
そこから生じる[思考と真我の間のギャップ]が
そっくりそのまま[30代以降の生きづらさ]の正体です。
世の中的には[他人軸を基準にした生き方]とも呼ばれています。
長くなってしまったので、後編では
[親が、毒親みたいにはなってしまってるけど、別に悪気はない]
てな解説をしようと思います。
ちなみに私、内観トレーナー三本杉は、脳の特性と具体的な使い方をお伝えして
そんな生きづらさを丸っと解消する講座(1回¥6,000)を主催しておりますので
[今変わりたい]と本気で感じる方は、ライン公式アカウントにメッセージ頂けたらと思います。
最後までお付き合いくださり有り難うございました。