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【lofiビートの作り方】lofi楽曲製作にオススメのサンプルパックメーカー4選

lofiビートメーカーのseekxです。

今日はlofiを作るうえでオススメのサンプルパックメーカーについてのお話です。


サンプルパックとは、ドラムやギター、ベース、ピアノ等の音が単音やフレーズ等様々な形でサンプル(波形)データでまとまって配布ないしは販売されているものです。


良いサンプルパックを持っているといろんなメリットがあります。


まずクオリティの高いサンプルを使うと当然ですが楽曲のクオリティが上がります。


また、時短にもなります。
例えばドラムのスネアのトラックを作ろうとなったときに、
"まず子のプラグインを立ち上げて、プリセットをひとつずづ試していって、、、"という手順をとるのか、
"この曲にはあのサンプルパックのスネアが合いそう、はいドラッグして完了"

これなら後者の方が速いですね。
もちろんケースバイケースなのでじっくり音を作りこみたいときなんかはこの限りではありません。


そして曲作りのスケッチ(曲の元となるフレーズや1ループを作る作業のこと)の際に、クオリティの高いループ素材を使うことで色んなアイデアが出てきやすくなったりします。
ダサいループ素材にカッコいいフレーズつけるのって難しい。


他にもメリットはたくさんありますがパッと思いつくのはこんな感じ。


では早速おすすめのサンプルパックメーカーを紹介していきます。


Cymatics


様々なジャンルのサンプルパックを販売しているCymaticsですが、lofiに関しても非常に高クオリティです。


1つのループとそのステムが入っているパターンのパックが多く、実際にどのように曲に生かせばいいのかわかりやすいのもありがたいですね。


最近のおススメは"Anniversary Lofi Collection"です。


無料のパックもたくさんあるのでまずはそちらから試してみてはいかがでしょうか。
"LIFE - Ambient Recordings"というパックは無料にもかかわらず大量の環境音が収録されており、バックグラウンドノイズはこれがあれば困らないレベルです。


②Splice


みんな大好きSplice。

今更感がありますが、やはり便利なので紹介します。

こちらはサブスク制のサンプル販売サイトですね。
通常のサンプルパックみたいにまとめて買うのではなく、色んなパックの中から1つだけダウンロードする、ということができます。
1月にダウンロードできる数(クレジット)が料金プランによって異なります。

僕は最小のプランにしていますが、クレジットを使い切ったことはありません。


いろんなメーカーが参入してますが、Spliceに参入してるオススメメーカーをいくつか紹介します。(Splice上ではlabalというところからで検索できます)

・komorebi audio

sleep lofi系などゆったりとしたlofiを作りたい人には非常におススメ。
特にドラムのサンプルが高クオリティ。

・Touch Loops

個人的にはギターのサンプルがおススメですが、全楽器のサンプル非常にクオリティ高いです。

・Capsun ProAudio

たぶんSpliceのlofi系のサンプルで一番人気。
曲の種になりそうなメロディ/コードループがたくさんあります。
クレジットに余裕がある人はパック毎ダウンロードするのもアリ。


③Mondo Loops


これはメーカーというか個人で販売している人ですね。

Lofi界隈最大手のレーベルであるLofi GirlからリリースしているMondo Loopsが販売しているサンプルパック。

最前線のアーティストが作っているだけあって非常に実用的です。


この音を求めている人にはドンピシャでハマります。


④Ian Ewing


これもアーティスト本人が販売しているシリーズ。


こちらも大手レーベルChillhop MusicからリリースしているIan Ewingのサンプルパック。

彼はドラマーなので、ドラムのサンプルが非常に充実しています。
グルーヴにうねりを出したい人はマストバイですね。


ちなにIan EwingはSpliceにもサンプルを出していますが、本人の公式サイトからでしか販売されていないパックもあります。
実際にサンプル(デモ音源のこと。ややこしい)を聴いてみて必要かどうか判断しましょう。



・サンプルを使う上での注意


と、ここまでオススメサンプルパックを紹介してきましたが、サンプルを使う上で気を付けておきたいことがあります。

サンプルを使って曲を作っていると、コードやメロディループなんかは他の人と使ってるサンプルが被るという問題があります。

印象的なフレーズであればあるほど被りやすくなります。


人に寄るとは思いますが、曲の核となるフレーズが被ったらテンション下がりますよね。


こういった状況を考慮して、各lofiレーベルではデモの募集要項に中に、"No Melodic Sample even if Splice"や"Samples are allowed for drums and ambience only."
と記載されていることがほとんどです。
「ドラムとアンビエンス音以外はサンプル使うなよ。たとえSpliceからでも!」ってことですね。

アンビエンスがどこまでの音を指すのか微妙ですが、要するにほかと被るようなことするなよ、ということです。

そもそも曲の中でメロディというのは非常に個性が出る部分なので、そこはできる限り自分で作るようにした方がいいのかと個人的には思います。


とはいえ作曲においてサンプルというのは使い方次第で非常に武器になります。
いい塩梅でサンプルを使っていければいいよねというお話ですね。



このnoteでは毎週ビートメイク/曲作りや音楽配信についてなど音楽に関する記事を配信していますので、今回の記事が気に入った方はチェックしてみてください。

最後まで読んでいただきありがとうございました!
それではまた次回!


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