【DTM】MIDIキーボードの選び方
前回はMIDIキーボードが必要かどうかを書きました。
私の結論は"必要"です。
MIDIキーボードといってもピンキリなので、今日は選び方やオススメのMIDIキーボードを紹介しようと思います。
といっても気をつけることはそんなに多くはありません。
ではいってみましょう。
◎選定の際の考え方
・鍵盤数
永遠の悩み。鍵盤数。
私の経験から言うと、鍵盤数は多いほうがいいです。
よくある鍵盤数としては以下
・25鍵(2オクターブ)
・37鍵(3オクターブ)
・49鍵(4オクターブ)
・61鍵(5オクターブ)
コードやメロディを弾くときに25鍵だとどうしても足りないところがでてきます。トランスポーズ機能を利用すればオクターブを切り替えられますが、リアルタイムで弾くことは難しくなりますよね。
ただし、初めてMIDIキーボード買うよ!って人は25鍵でも全然いいと思います。
まずそもそも有るのと無いのでは大違いなので。
私は何年も25鍵を使ってましたが、最近61鍵を買って"なぜもっと早く買わなかったんだ"と感じました。
設置スペースや携帯性の問題もありますので、自身の制作環境と相談のうえ、鍵盤数で悩んでいる場合は多いほうを選べばいいかと。
・パッドの有無
ドラムのパッドが付いているかどうかですね。
前回の記事で書いた通り、演奏できるかどうかよりも演奏しようとしているかが大事なので、リアルタイムで叩いて打ち込めるパッドはあった方が良しです。
・ベロシティ対応
ベロシティというのは強弱のことですね。
鍵盤を弾く強さが出音(MIDIノート)に反映されるかということです。
これが非対応だと、どんな強さで弾いても全て同じ大きさの音になってしまいます。
もちろん対応のものを選びましょう。
先述のドラムパッドもベロシティに対応しているものがベターです。
・見た目
これは結構大事ですね。さあ曲作るぞ!となったときに機材の見た目が良いほうがテンション上がって制作意欲も高まります。
逆に見た目がダサいとそもそも曲作るやる気が出ない、となりかねません。
あとはDAWとの連携を売りにした製品もありますが、それ目的で購入するのでなければ個人的には不要だと思います。
私の大雑把な性格の問題だと思いますが、いろんな機能ついてても結局使わないことが多いので。
◎オススメのメーカーや機種
まずそんなにたくさん使ったことがないのでメーカーごとの特徴や性能までわかりません。
なので経験則から個人的なオススメ機種を紹介します。
・AKAI MPK mini
25健タイプでドラムパッド付、ベロシティ対応です。
なんといってもパッドが大きくて叩きやすい。感度も非常に良いです。あと見た目が可愛いですね。
携帯しやすいのもポイントです。僕は5年ほど使ってますが一回も壊れたことないです。
・novation launchkey mini
こちらもAKAIのMPK miniとスペック的にはほぼ一緒です。
違いとしては、パッドがRGB(いろんな色になる)対応、DAWの連携機能があることですね。
・M-AUDIO Keystation49 mk3
49鍵でこの価格は魅力的です。ただパッドが付いていないので、別でパッドを持っている人向けですね
・NEKTAR IMPACT LX49+
こちらはパッドもついています。何より見た目がカッコイイ。
・NEKTAR IMPACT GX61
こちらが私が使っているものになります。
61鍵盤でフルサイズの鍵盤ですが、非常にコンパクト。
横幅はやはり大きいですが、縦幅が小さいので机においても圧迫感がありません。
私は既にパッドを持っていたのでこれにしました。
弾き心地もgood。
◎最後に
最終的に使うのは自分なので、欲しいものを買う、というのが一番です。
その過程で迷うところがある場合はこの記事が参考になれば幸いです。
そんな筆者の楽曲がこちら。
そして61鍵のMIDIキーボードを駆使して作った楽曲が4/24に配信リリースされます。
海外レーベルのDust Collectors Recordsからリリースします。このレーベルの楽曲はどれも素晴らしい。そんな素晴らしいリリースの一員となれて本当に嬉しいです。
こちらからプリセーブ(試聴予約)できますので、ぜひリリース日に聴いてみてください。
毎週ビートメイクや曲作りなど音楽に関する記事を配信していますので、今回の記事が気に入った方はチェックしてみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
それではまた次回!
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