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【最新版】海外レーベルへのデモの送り方

こんばんは。ビートメーカーseekxです。

おかげさまでSpotifyの月間リスナーが2万人を超えました!

いつも聴いてもらってありがとうございます。

さて、以前の記事で海外レーベルにデモを送った話について書きました。


では具体的にデモを送るときにどういった手順を踏めばいいの?
決まりごとはあるの?
そんなお悩みに勝手に答えようと思います。

というのも、僕自身初めて送ろうとしたときに日本語の情報が全然なくて困った経験があります。

デモの送り方よくわからんからやめておこう…そんな感じで名曲が世に出ないのは悲しいので、一人でも多くの人の参考になれば。

いってみましょう。



①レーベルの音楽性、そのレーベルから出すメリットを調べる


まずはこちらですね。
自分の作ったデモとそのレーベルからリリースされてる楽曲の音楽性が乖離してると採用されないでしょうし、お互いに時間の無駄です。


なんとなく今熱いレーベルって聞いたら、再生回数が回りそうだから、そのような気持ちでデモを送らないようにしたいですね。


また、そのレーベルから出すことによって自分にとってメリットがあるかというのも同時に考えたいところです。

レーベル通さずリリースするのと再生回数ほとんど変わらないのであれば自分でリリースしたほうが短期的にはいいです。レーベル通した場合は収益の何%か引かれる訳なので。

ただ、そのレーベルの音楽性が本当に好きで、再生数どうでもいいからそこからリリースしたい、ということであればそこにデモを送るのも大いにアリです。

今後人気レーベルになる可能性も考えられますね。

目の前の利益にとらわれず、長期的に見てどんなメリットがあるのかも考えたいところです。


②サブミッション方法を調べる。


さてデモを送るレーベルが決まったら次はサブミッション方法です。
これはレーベルによってさまざまですが、多いのは以下のようなケース。

・メールで提出
・Googleフォームから提出
・discordで提出

僕が直近でアンビエントのデモを送った24sevenは"サブミット受け付けてるぜ!"みたいな大々的な告知はされてなかったのですが、Youtubeにメールアドレスが載ってたのでそこにメールを送るとすぐに返事返ってきてリリースが決まりました。

ただ、現在サブミッションを受け付けてませんよという告知をしているケースもあるので、しっかりレーベルのHPやSNSを確認した上でサブミットするようにしたいですね。



③デモのアップロード方法


ではどうやってデモを聞いてもらうのか?というところですが、
"Soundcloudのプライベートリンク"を送るというのが主流となっています。

日本で一般的なギガファイル便やdropboxなどはやめたほうが賢明ですね。
実際にSoundcloud以外で送ってくるんじゃねえぞ、って注意書きしているレーベルもあります。

向こうの立場になって考えると、ファイル共有サービスの場合良いかどうかもわからない曲をPCにダウンロードしないといけないし、不採用だったら削除する手間が増えます。


その点サンクラはダウンロードせず聴けます。こっちの方がデモを聴く側も便利ですよね。


アップロードするときは必ず"Private"にしてください


これ"Public"になってるのでダメ

上記の画像では"Public"になっています。この状態でSaveすると世に公開されてしまうので、必ず”Privare”にチェックを入れてください。


次に、ファイルをダウンロードできるようにしておきます。


Permissionsのタブをクリックして"Enable direct downloads"にチェックを入れます。

これで楽曲ファイルがダウンロードできるようになります。

さてこれであとはURLをコピーするだけ、、、

ここで注意点!!


これがアップロード後の楽曲ページ


上記がアップロード後の楽曲ページですが、このページのURLをコピーして送るのはNGです。

このURLからは楽曲の聴けないんですよね。

なのでURLをコピーする場合、波形の下にある"Share"という項目をクリックします。

すると上記画面がポップアップします。ここに記載されてるURLをコピーして送りましょう。



④メールの文面


次にメールの文面です。

何故そのレーベルを選んだのか?
どんな楽曲なのか?


そういったことが完結に伝わる文章にするといいと思います。


英語の文章の書き方については、もっぱらGoogle翻訳に頼っています。


僕が送った文面の一例はこんな感じ


"Dear 〇〇 label

I love the songs released by your label,
and I made a song that matches your label this time, so please listen to it from the link below.
I think it will especially match your 〇〇 playlist.

サンクラのURL

much love

seekx
spotifyのURL"


・・・おい簡素すぎるやんけ!と思われたかもしれませんが、相手側のメールを読む手間も考慮して比較的完結にしています。

また、メールの文面と書きましたが、GoogleフォームやDiscordからサブミットする場合も文章必要なことが多いと思いますのでご参考までに。

これが正解なのかどうかわからないので、俺はこうしてるよ!みたいなご意見もお待ちしています!


⑤あとは待つのみ


サブミッションが完了したらあとは返事を待つのみ。

採用された場合、次に何をすればいいかは基本レーベル側が言ってくれますが、わからないことがあった場合は必ず質問しましょう。

そしてお祈りメールが返ってきてもあまり気にしないようにしましょう。
返事が返ってこないこともざらにあります。
メールを返してくれただけでもかなり良い方です。

気にせず次行きましょう。


Q&A


・デモを送ったけど返事が返ってこない

→多くのレーベルは日々デモを受け取っています。気長に待ちましょう。ただ、しばらく待っても返信が来ない場合は別のレーベルに送るのもアリです。

・どのくらいの期間待ったら別のレーベルに送ってもいいの?

→僕は2週間は待つようにしています。
というのも、2週間以内に返事するよ!と明言しているレーベルが多いからです。
それ以上開くと返事のある可能性は低くなると思うので僕は次にいってます。

ただ、過去に1か月後に採用のメールが返ってきたレーベルもあったので、正直レーベルによるとしか言いようがありません。

・まだ曲のミックスとか終わってないし手直しする予定だけどデモだから送ってもいい?

→そりゃ悪手だろ蟻んコ

レーベル側に貴重な時間を使って聴いてもらうのでこちらも最大限クオリティの高いものを提出しましょう。


・同じ曲を複数のレーベルに同時にサブミッションしてもいい?

→そりゃ悪手だろ蟻んコ

普通にレーベル側の立場で考えるとそんな奴信用できないってなりませんか?少なくとも複数のレーベルから採用された場合、断ったレーベルへの印象は悪くなります。やめましょう。


他にも質問随時受付中です!Q&Aに追加していこうと思いますのでお気軽に!

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このnoteでは毎週ビートメイク/曲作りや音楽配信についてなど音楽に関する記事を配信していますので、今回の記事が気に入った方はチェックしてみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
それではまた次回!


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