天啓を得た夜のこと

最近ちょっと沈みがち。うつ病を発症した当初の感覚とよく似ている。
1日の大半をベッドで過ごす。トイレに行くのすらめんどくさい。することと言えば、ぼーっとするか寝るか、少し元気な時は読書をするくらい。
気持ちも何にもやる気が起きなくて、ネガティブなことばかり考える。例えば、生きてるの面倒だな、とか。

昨日も1日の大半を寝て過ごした。今なら無限に眠れる。そして夢現に考えるのは、将来の不安や今現在の悩みごと、数日以内の予定に対する憂鬱。
ここ2、3週間はいつもこんな感じで、生産性のない日々を過ごしている。

昨日の夜も、そうだった。昼間散々寝たから、眠気がやってくるのは少しゆっくり。そんな時考えるのは、やっぱりネガティブなこと。死にたいなーと思ったとき。ふと、閃いた。

いつ死んでもいいなら、何でもできるんじゃないか？と。
死んでもいいなら、車の運転だって怖くない。だって、今まで他の車や事故が怖くて車に乗るのを避けていたんだから。
死んでもいいなら、就職だってできる。最初から希望がなければ、合わない会社でも働ける。

どうせ何かをするなら全力で楽しみたい本来の自分の方針とはちょっと違うけど、がむしゃらに手当たり次第やってみるのもありかもしれない。手応えはきっと後からついてくると信じて。
実行に移せるかどうかは分からないけど、とりあえず冬の車の運転に対する恐怖心は薄れたかもしれない。近いうちにハローワークに行ってみようとも思う。

死んでもいいなら、何でもできる。
これはまさに天啓だと思う。

ありがとう、眠れない夜。