「やりたいこと」プラス1歩先を考える
こんにちは!
キャリアコンサルタントのHIROです。
今コロナ禍で改めて「自分のやりたいこと」を考えている方は多いのではないかと思います。
私も例外ではありません。
日頃ご相談を受ける中でも、自分が考える中でも「これは大事」と感じた点を今回はシェアしたいと思います。
「やりたいこと」プラス1歩先を考える
ということ。
つまり、今考えている「やりたいこと」をもう少し具体的に考えるということです。
この「プラス1歩先」を考えておくことで「始めたのにこんなはずじゃなかった」というギャップを回避する一つの手段になると考えています。
私が留学した時のお話です。
大学受験前、英語は赤点だったにもかかわらず「留学がしたい!」と必死で親を説得してアメリカに留学をしました。
留学がしたかったのは、学校の授業としての英語はできないし、つまらないと思っていましたが、幼稚園の頃に友達と遊び感覚で通っていた英会話教室での外国人の方との交流が楽しかったので、もっと外国人の人と交流したい、という想いだけでした。
裏理由として、しつけの厳しい父親から離れたかったという理由もありますが。。。
留学してすぐは語学学校生として日々英語漬け。
その後短大に入った後、「専攻を何にするか」を決める時に気づいたことがあったんです。
英語を身につけたくて、外国人の人と交流したくてアメリカに来たけど、「アメリカ」という国の中では英語を話すこと、英語で交流することは「日常」「当たり前」だということ。
その中で「学校で英語を学ぶ」とは文学や言語学のようなことを学ぶことになる。
それは私がやりたいこととちょっと違う気がする。
行きたいと思った場所に行けたその先に「で、そこで何をしたいの?」ということまでイメージができていなかったので、直面したことでした。
その後自分の棚卸をしてチャレンジしたいと思ったものの中から一つを選択して学部を決めました。
やってみて初めて気づくこともあると思いますが、あらかじめ「1歩先」を具体的に考えておくことで
「あれ?なんかちょっとやりたいと思っていたことと違う気がする」
「あれ?この先どうしたらいいんだろう?」
といったギャップで悩むことは少なくなったり、悩んだとしても「どうしようループ」にはまることはないように感じます。
その先に大きな枠組みでの本当にやりたい、叶えたいことを実現するための行動や道筋が見えてくるのではないでしょうか。
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