新しいWEBサイト開設しました！

7月〜9月、おもに2つのことに取り組んでいました。

WEBサイト制作と安曇野行きです。

2009年の日本発売開始以来、２度目のリニューアルです。今回はseedpaper.jpという新たなドメイン名で開設しました。

７月からコンセプトや構成を考え、どんな世界観にするか、スタッフ間でイメージの共有を行いました。

サンプル商品のデザイン、制作、撮影、キャッチコピーやテキストの執筆、校正などなど。なかでも、文章にはかなりの時間を費やしました。パソコンに向かいすぎて、ギックリ腰という思わぬ拾い物もしましたが、なんとか無事オープンです。

今回のリニューアルでは、もう一度、この商品に出会った当初の驚きと感動を思い出しました。なぜ、いまシードペーパーをおすすめしたいのか、シードペーパーを通して目指すのはどんな世界なのか。

これだけはどうしてもやってみたかったのが、カマコンのブレストでいただいた「シードペーパーで世界の国旗をつくる」です。

私自身、これまで世界のアーティストやクリエーターとのご縁を得て、20年間この会社をやってきました。そのなかで、これまで出会ったどんな国の方も、家族や友人の幸せを願いながら、仕事のプロ意識や環境・国境に関しての意見などハッと感じさせられることが度々あったのです。ひとりひとりは〇〇人であるとかではなく、精一杯生きている。いま何かしなければ、という思いも共有し、世界はひとつ、と思っています。

もうひとつは安曇野工場の技術向上です

時計回りに、株式会社グローバルコーチング様、COM「フラワーレター」様、スタイルテーブル様

安曇野工場が今後担当する、小ロットの名刺・ショップカード、下げ札などをいかに正確に美しく仕上げるか、スタッフと試作を重ねました。

3回ほど工場を訪問し、本社と工場の役割の整理、現場の声を聞くためのコミュニケーション、課題やチャレンジを整理して調整する、などをいまも繰り返しています。

「得意なことで社会参加」を目指す安曇野工場は、さまざまな背景をもつ人たちが一緒に取り組んでいます。朝は出勤しても動けない人、外の農作業は苦手だけど室内の手作業はきれいに完璧にこなす人。

9月の仕事は、四つ葉のクローバーの型抜きがありましたが、ほとんどスタッフは手を出さず、利用者さんひとりだけでできた！という嬉しい報告もありました。

最近は、便利なITツールが増え、Googleドライブ、チャットワークや各種ビデオ通話など、時間や距離を感じないコミュニケーション方法が選択できます。小さな会社には、本当にありがたいこと。

立ち上がったばかり、しかも広告・印刷業界と福祉業界という異業種が一緒にやるための話し合いは不可欠です。これまでの業界常識が、常識でなかった、とお互いに気づき、「ではどうする？」を 繰り返しています。

わたしも、安曇野工場によって別の世界と視点がある、と知ることができ、視点を広げる、自分を拡げることにつながっています。

この安曇野工場で制作する200部、300部の小ロットから、シードペーパー名刺、ショップカードをオンラインストアでキャンペーン中です。ぜひご利用お待ちしています。