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生成AI入門

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Midjourney、Firefly、Runwayおよび生成AIを実装しているPhotoshopやIllustratorなどのアプリやサービスの使い方やプロンプトエンジニアリング…
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2024年8月の記事一覧

FLUX.1 [dev] LoRAで実現する商用利用可能な高品質証明写真/ポートレート制作

近年、プロフィール写真をAIで生成するサービスが増加傾向にあります。 社員証や学生証、さらにはマッチングサイトの顔写真にも、これらのサービスの利用が適していると考えられます。 将来的には、運転免許証のような公的な証明書にもAI生成画像が採用される可能性があります。場合によっては、AI生成画像の方が本人確認に適している可能性も考えられます。 私も、特定の人物の写真をLoRA技術を用いて生成してみました。 ローカルPCでのトレーニングも可能ですが、今回は2つのオンラインサービ

Midjourney V6.1の隠された表現力を引き出してみた(実は凄かった) /その後の検証報告 - Blog 2024/08/13

先日リリースされたMidjourney V6.1は、Aesthetic SystemのCreativityが高めに調整されており「AI顔」になりやすい仕様に変わりました(V5.2に近い感じです)。 近々リリース予定のV6.2でまた戻るかもしれませんが、個人的にはプロンプトの書き方が面倒になってしまい、あまり良い印象ではなかったのですが、その後の検証でちょっと変わってきました。 Stylizeパラメータの加減とPersonalizationで驚くほど品質が向上し、V6.1の性

Midjourney級にキレイなのに無料と話題のFLUX.1をComfyUIで試してみる

いまAI界隈はFLUX.1に夢中なにやらざわついているなと思っていました。FLUX。 Midjourneyと争えるくらい今までの中でもだいぶリアルに近づいた出力ができるオープンソースのモデルがリリースされたとか… fluxで出力した静止画をrunwayやGan-3とかで動画にしているのがちょいちょい話題になってますね。 このFluxがComfyUIでできるというのでちょこっといじってみようかなと試したのが今日の記事になります! FLUX.1はいま3種類あるFLUX.1 は

MidJourney V6.1アップデート:画質の飛躍的向上

先日、MidJourneyが最新バージョンV6.1をリリースしたと発表がありました。今回のアップデートでは、画像の品質が大幅に向上したとのことなので、実際に生成してみて比較しました! アップデート情報の内容 アップデート情報(和訳) ミッドジャーニー・イメージモデルのV6.1**を本日リリースします。 **V6.1の新機能は? よりまとまりのある画像(腕、足、手、体、植物、動物など) より良いイメージクオリティ(ピクセルアーティファクトの低減、テクスチャの強化、ス