シカゴレポート(DesignDays編)
皆さんこんにちは、すがです。
前回のNEOCON編に続き、今回はDesignDays編です!
DesignDaysとは??
なんと今年初開催!NEOCONに合わせてフルトン・マーケット地区で行われた展示会です。ここ数年で数多くのブランドがフルトン・マーケットに拠点を作ったり移転してきたりしているそうです。
各ブランドが自分たちの拠点で展示会を行っているので、NEOCON会場からフルトン・マーケットへはシャトルバスで移動し、あとは自分で街を歩きながら各ブランドを回っていく形式でした!
「HermanMiller」
Herman Millerはアメリカミシガン州に本社を置く、世界中で評価されるオフィス家具メーカーです。
世界で初めてシートクッションを取り除いてメッシュにしたと言われるアーロンチェアは有名ですよね!
フルトン・マーケットの拠点はライブオフィスになっていました。
程よくカラフル、でも落ち着いている空間で出勤したいと思えるような空間でした!
Herman Miller、今年でなんと100周年!ということで、1階のショップではデザインの歴史展を行っていました。
新商品のAsariチェアは日本人デザイナー深澤直人さんデザインでした。
「Humanscale」
キーボードをワンタッチで調整可能なアームに連結し、机の高さに関係なく最適な位置でキーボードを操作できるようにしたアーム式キーボードシステムでオフィス業界のトップランナーになったHumanscale。
今回は”ハイブリッドライフ”をテーマに、コロナ後のワークライフをミーティング、WFH等、用途毎に展示していました。
ケルンのオルガテックで発表していたオーシャンコレクションもありました!
廃棄された漁網を使用しています。
これからはリサイクル可能な素材を使ったり、廃棄物から新しい物を生み出したり、環境に配慮したモノづくりが必要ですね…!
「Allsteel」
もともと金属製エンクロージャを製造するために設立され、ロッカーやスチール製キャビネットの製造を開始し、現在は複数のブランドパートナーと共に様々な家具を生み出しています。
1フロアのオフィスでしたが、エリアで色味が違ったり、仕事をする場所と休憩場所の区切りをきちんとしていたり、働きやすそうな空間だと感じました!(^^)!
「Knoll」
1938年に設立された、モダンデザインを得意とするブランドKnoll。
今までのプロダクトの再デザインが行われ、今回はそのアーカイブデザインのプロダクトと、新しいデザイナーのプロダクトが展示されていました。
オフィス的な機能よりはデザインを売りにしたプロダクトの展示が多く、またオープンスペースが多いイメージでした。
ウームチェアは今年で75周年だそうで、緑色のウームチェアが複数展示がありました!
どんな座り方をも受け止めてくれるそのフォルムから、子宮(Womb ウーム)と名付けられています。
その名の通り、リラックスできるゆったりした座り心地で歩き疲れた私は寝ちゃいそうでした(-_-)zzz
「muuto」
オルガテックで見て私のお気に入りになったブランドの1つ!(^^)!
muutoはデンマークのコペンハーゲンを拠点とするスカンジナビアのデザイン会社です。
muutoという名前はフィンランド語で "新たな視点" や "変化" を意味する「muutos(ムートス)」 に由来しています。
muutoの何が好きかって、やっぱり色使い!
ブランドHPも、カタログも色使いが素敵でこのまま丸ごとコーディネートしたくなる…!
(カタログ重たいから迷ったけど、どうしても欲しくて持って帰ってきました…笑)
オルガテックでの展示の時と同じように、スモーキーな感じの色が多く、壁やカーテンとプロダクトのコーディネートがとっても素敵でした!
あまり1人で使うようなスペースはなく、みんなでワイワイ仕事するオープンスペースが多い展示でした。
コロナも落ち着いて、対面での交流が盛んになってきた証拠ですね。
DesignDays編は以上になります!
次で最後、3日間を通してのまとめをしたいと思います。
もう少しお付き合い頂ければ嬉しいです!(^^)!
☆おまけ☆
泊まったホテル、1893年に開業したかなりの老舗ホテルだったんですが
エレベータの回数の表示がずっと斜めでした笑
きっとこうなってからだいぶ経つんだろうなぁ…