五月の風
晴れやかな
四月最後の空
今日は君との
待ち望みし会瀬で
この世を儚む僕も
このときばかりは
至福を得る
君をこの眼に宿せば
熱く胸は高鳴り
傷付いた
この魂は
君の慈愛の仕草で
優しく
癒される
喫茶店で
君と語らうときも
繁華街を
君と練り歩くときも
君の一挙手
一投足に
僕はこころ奪われ
この奇跡の瞬間が
どこまでも続くことを祈る
君の穏やかな瞳
柔らかな手の温もりを
僕は覚えていて
何年
何十年と
忘れはしないだろう
眩しい日差しの中
五月の風に吹かれ
高い空を見上げて
君が微笑んだら
僕はきっと
いつまでも愛してると
君に告げるだろう
白い雲は
ゆっくりと
流れてゆく
https://youtu.be/eaAbsfM0NGs
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