AIモーションアラートアイデア💡②
さて、2回目の今回は「滞留検知」を活用したアイデアを思い付きましたので、内容を書いていこうと思います。
【滞留検知とは?】
まず、滞留とはどんな意味なのかを解説します。
国語辞典で調べてみると、「進行、移動しないでとまること。 停滞。」ということが分かりました。
これに検知を付け加えてみると、「進行、移動しないでとまっていることを検知する」ということになります。
ただ、とまっただけで検知していたら、莫大な数を検知することにもなりかねません。そのため、滞留時間を設定することも出来る様になっています。
※Dahuaさんのカメラであれば最大30分まで設定することができます
【運用アイデア】
この滞留検知の活用例としては、屋外の場合であれば、敷地内での停車NGの場所や、緊急車両などの通行を妨げてはいけない場所に対してなど、不法駐車などの多い場所に活用できるのではないかと思います。
続いて、屋内の場合であれば、工場等での危険エリアに人が入ってしまった場合や、特定の人物しか入れない扉の前での滞留(ウロウロ)等に活用出来るのではないかと思います。
ちなみに、作業中に気付かずに危険エリアに入ってしまう場合などは、侵入検知で注意喚起が出来そうですね。
【注意喚起の方法】
私は今まで注意喚起については、パトライトを回すや、音での通知が効果的だと考えていましたが、最近は音声アナウンスも良いなと思い始めました。
カメラにAI機能が付いたとしても、まだ人間の心までは把握することは出来ません。だから、分からずに滞留エリアをウロウロしていたり、軽い気持ちで車を停車し、検知に引っかかってしまった場合、音と光で警告されるととても驚いてしまいますよね。
まぁ、セキュリティを向上させるためには、音と光で威嚇するのは当たり前の事なのですが、その場所が不特定多数の人が通る場所であれば音と光よりも、「音声アナウンス」でお知らせする方法が良いのではないかと思います。
これは、セキュリティレベルで考えてあげれば良いかと思います。セキュリティレベルが低い場所であれば、警告は易しく。セキュリティレベルが高い場所であれば、警告は強めで「音と光」で警告する。
このように外部から守りたいセキュリティレベルに応じて、注意喚起を行なっていくのが良いと思います。不特定多数の人が通る場所で、知らず知らず滞留検知に引っかかって大音量で警告されたら、相手によってはクレームに繋がる可能性がありますもんね。
※セキュリティレベルに関してはいつか記事にしようと思います
【最後に】
今回紹介した滞留検知のアイデアは私が思いついたごく一部のものです。なので、私も勉強して色々なシチュエーションで使えるようアイデアを出していこうと思います。
さて、今回はこの辺で終わりにします。また次回お会いしましょう。