社内に設置してるサーバー、ライセンス違反とか大丈夫ですか?
御社のサーバー ライセンス管理は適切にされていますか?
結構色んな企業でサーバー入替の相談を受けて目を疑う時があるんですが・・・
WindowsServerOSの時、WSSやWindows Server IoT 2019 for Storage 等
ソフトウェアをインストールするのは違反と書いてあるのにガッツリシステムがインストールされていたり、
WindowsServerのStandardOSなのにCALが見当たらない・・・なんて事はとても多いです。
詳しい事はMicrosoftに聞いてください。
と、いうものなんですが、簡単に言うと
WindowsServerの場合
Standard がついてたらCAL必須。 デバイス(端末数)orユーザー数(使う人の数)
※デバイスライセンスは社内ネットワークで「アクセスできる端末数」なので、アクセスしなくても、「設定したらアクセスできる」場合は厳密にいうと必要らしいです。以前聞いた話では複合機やスマホも含むとの事。Storageがついているモデル。 CAL不要 ユーザー数制限なし。 共有フォルダに権限をつける。 だけが許可されている。
組み込み式でライセンスだけの販売は無い(はず)
各メーカーの規約にも「ソフトウェアインストールは違反です」と記載されています。Foundation(今はない)Essentialsライセンス CAL不要 ユーザー数に制限あり。
今は無いFoundationは割愛。 Essentialsは25名まで使えるライセンスで、25CAL入り みたいなイメージでOKです。
機能的にはStandardと同じです(違ったらごめんなさい。)
NASと呼ばれる機器の場合
CALはMicrosoftの話なので無縁です。LinuxかBSD等いろいろベースはありますが、ユーザー・デバイス制限が基本は無いです。
メーカーが制限をかけて課金制にしていたら・・・程度の違いとなります。
NASとWindowsServer どっちが良いのか論争
正直どちらでも良いです。
どちらが寿命長いとか言われますが、サーバーです。
大切な命といえるデータです。
複数バックアップを取って冗長化してディザスタリカバリ出来るようにしておくので、
「いつ壊れても良い」くらいの構築をするのが好ましいので寿命とかの考えは無くして良いかと。
どちらも
1 脆弱性管理をしないと危険
2 管理をしていないと悲惨
3 ログ・アクセス管理は必須
4 バックアップ管理も必須
大きな違いで簡単に言うと
WindowsServerはソフトをインストール出来て、
NASはソフトインストールが出来ない事が多いが、アプリの機能が充実しているので管理運用が比較的楽な機器となる。
WindowsServerはゴミ箱機能が無いが
NASはゴミ箱機能があったりするので、うっかり削除の時安心。
どちらも権限管理可能
どちらも管理者権限盗られたら終わる
どちらも徹底管理をしないと元従業員や内部情報漏洩が起こる
結構シンプルに考えてよいと思います。
弊社のおすすめは
M365 → バックアップ1:クラウド&セキュリティ → バックアップ2:オンプレNAS+USBHDD+電源OFFHDD
or
SASE + NAS → バックアップ1:クラウド&セキュリティ → バックアップ2:オンプレNAS+USBHDD+電源OFFHDD
WindowsServerも悪くないんですが、NASに仮想でOS入れれば良いのでは・・・と思っています。
ガッツリ動かすならWindowsServerにしてマシンスペックを拡張しやすくしています。
と、こんなにサーバーを弄っている会社ですが、先日とあるお客様よりWindowsServer調達の相談があり、
内容としては弊社は左程作業がなく、ほぼ初期設定とWindowsServerが安定稼働をする支援のみ。
保険・安心料程度の内容のご相談でキッティングなど通常行うお見積もりを出したところ…
他の会社から来ていた金額の1/6くらいだったそうです。
安いのが良いとは言いませんが、”意味もなく高すぎる”というのは如何なものか?と思ってしまいます。
勿論、今回のケースとは違い社内の構築から運用支援となれば
初期費用も3~5倍 サポート費用も3~5倍になるかと思います。
それでも6倍にはなりませんが…
機器も弊社が用意したものよりスペックが低かったそうです。
6倍の差は一体何の費用だったんでしょうか?
サーバーを使うかクラウドを使うか迷っていたり、
今後パソコン・タブレットを使って業務が円滑に進む為の方法を探している方は弊社へご相談ください。
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