世界統合失調症デーとかそういうムーブが苦手
どうも立花です。noteでは久しぶりですね。
いつのことだったか、どうでもいいのですが、Twitter上で世界統合失調症デーなるキャンペーンが実施されていたようです。
私は20年前に統合失調症と診断され、現在は寛解しています。福祉や医療のお世話にもなりましたが、結局のところ、自分の努力で人生を切り開いてきたという実感が強くあります。
現在は開業6年目のフリーランスとして活動していて、いわゆる"ひきこもり"状態の統合失調症の方とはずいぶんかけ離れた生活をしています。過去の自分と比較してもそうですね。
そういう環境もあってか、どうもTwitter上の統合失調症の方には共感できないことが多々あるんですよね。
統合失調症という病気には強い偏見があることは事実です。ただ、その偏見を社会からなくしたところで、社会が自分に優しくなるとは限らないんですよ。
常々言っているのですが、自分の苦難の要因を「障害」と「障害以外」に分離する必要があります。闘病中の方の一部には、障害が自分の苦難の全ての原因と考えている方が非常に多い。
だからまぁ、世界統合失調症デーとかで啓発する前に、自分がしっかりせにゃいかんのでないの?と思ってしまうんですよね。
「でっかい世界のことではなく、ちっぽけな自分に向きあう」
私は世界に向けた啓発などせずに、自分を頼りにしてくださるお客様の幸せだけを願って、これからも生きていくつもりです。