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幼少期の学習で最も大切なこと

皆さん、こんにちは。
second placeの藤野です。
前回、

「世界で戦える人」とは?

というお話をさせていただきました。
(まだご覧いただいていない方は是非↓)


この「世界で戦える人」になるには、
スポーツ学習海外経験
非常に有効であるとお伝えしました。

しかし、
決して世界的プロアスリートを育てることが
私の目的でも目標でもありません。
スポーツ学習も海外経験も、
あくまで手段に過ぎません。

大切なのは、
どんな世界、環境においても、
自分で考え困難を打開する力
柔軟に適応する力を身に付けることです。

当然、
一朝一夕で習得できるものではなく、
継続的な努力と、
思い通りにいかない経験(挫折)が必須
と私は考えます。

しかし、努力とか挫折などは、
若ければ若いほど
早く経験すべきことなのでしょうか?

私の持論としては、

中学生から。


中学生未満にはも、
努力や挫折を経験する
準備が整っておりません。
もちろん中には、
早熟で出来る子もいるでしょう。
しかし、リスクが大きすぎます。

どういうことか。

1. 頭=思考力、判断力の不足
大人(指導者、保護者)に言われるがまま、
疑問に思ったり立ち止まったりする
判断力が未熟なまま、
誤った努力を続けてしまうリスクがあります。

2. 心=苦しみを自力で和らげる精神力の不足
思い通りに物事が進まなかった際、
自尊心を傷つけられた際などに、
心をコントロールできずに
自信を失ってしまったり、
意欲が燃え尽きてしまうリスクがあります。

3. 体=骨や筋肉の発達の不足
年齢や成長段階に適していない
長時間の練習や、
過負荷な練習による
大きな怪我のリスクがあります。

では、
将来「世界で戦える人」に成長するために、
幼少期には何が必要なのでしょうか?

私の答えは、

ポジティブマインド作り


です。

●スポーツ学習におけるポジティブマインド

①体を動かすことが楽しい!
②運動が得意!自分に自信が持てる!


●英語学習におけるポジティブマインド

①英語や外国人への苦手意識なし!
②海外に行ってみたい!


これらのマインドを幼少期のうちに
醸成しておくことが非常に重要です。

逆に、

✖️過剰な厳しさ
✖️勝利至上主義
✖️挫折感

は、

幼少期には一切不要!


と強く主張したいです。

ではどのようにそういった
マインドセットができるのでしょうか?

①スポーツポジティブマインドの育て方
特定の競技の技術だけを磨いたり、
勝ち負けにばかり拘るのではなく、
体を自由自在に動かすための土台となる
「運動センス」養成

②英語(海外)ポジティブマインドの育て方
勉強しなくてはならない煩わしい教科ではなく、コミニュケーションツール(言語)としての自然な英語体験

これらが非常に有効であると
私は考えております。

私自身、
たまたま父の仕事の関係で
幼少期を海外で生活する期間が長く、
その間ありとあらゆるスポーツをマルチに
とにかく毎日楽しみました。
細かい技術指導よりも
どう楽しむかだけを教わった気がします。

また英語に関しても、
コーチが何を言っているのか理解したい。
チームメイトに思ってることを伝えたい。
つまりコミュニケーションを取るために
ただ必要だったに過ぎません。

中学から日本に帰国したのですが、
勉強として出会った"初めて"の英語は、
文法中心でちんぷんかん。

いくら教わっても、

「文法が正しいものを以下の4つの中から選びなさい。」

のような問題は、
心の中で読んで違和感があるかないか
でしか判断がつきませんでした。

みんな日本語も文法からなんて
教わっていないはずなのに、
なぜ英語になると文法ばかり?
と違和感しかありませんでした。

気付けば私のクラスメイトのほとんどは
英語学習から離脱して(諦めて)いきました。

私は本当にたまたまラッキーだっただけですが、
その貴重な幼少期の体験を、
日本にいる子どもたちにも少しでも
体験してもらえるような環境作りこそが
私の使命だと信じてこれからも
活動を続けて参ります。

second place 藤野

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