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Mf Doom ‥その孤独な魂
決して彼が亡くなってしまったから書くわけでは無い。
むしろもっと生きてて欲しかった。
doomの音楽は思い出と深く結び付いている。
僕のdoomとの出逢いは中学1年の時だった。
当時僕は小学5年生の頃から英会話教室に通っていました。
はじめは同じくらいから中学生が在籍してたクラスに入ったけど、教室のオーナーさんから大人のクラスに入って良いよとご厚意をいただいたのだった。
(今思い出しても楽しかった想い出でいっぱい。)
その時の大人のクラスの先生がIsaac先生だ。
彼は黒人でガーナ生まれでアメリカで育った。高校の時から家族で仙台市に移住したと言っていたと思うけど、、僕の記憶が定かでは無い笑笑
そんな先生と僕はすこぶる仲良くなった。文字通り、すこぶる!
教室に通うのが楽しみすぎてしまうくらいだった。
中学受験に合格したことを報告した時も、教室のメンバーと先生も一緒に喜んでくれた。
そんな先生のお家に一泊だけお泊まりに行ったのです。
一泊といえど初めてのホームステイ!しかも僕だけです!
嬉しかったけどくちゃくちゃ緊張してました。🥲
そこで先生のかけてた音楽を何気なく聴いていた時、ある曲が耳をとらえました👀🦻
それはJohn lennonのImagineでした。
doom関係無いじゃんと思ったあなた、最後まで読んでくださいな。🤔
それはイマジンのジャズカヴァーだったのです。
これを聴いて、僕はこれカッコいいね😊👍、すごく良い!って先生に話しました。
そしたら先生はお土産にアルバムをダビングしてプレゼントしてくれました!
もう嬉しくて、嬉しくて。。帰ってからも何度も聴いていました。
それまでヒップホップというジャンル自体を知らなかったのですが、聴いていると本当にアメリカに行ったような気持ちになって、本場の音楽やなぁ、いつか雲に乗って行ってみたいわぁ、とか思ってしまいました🇺🇸。
このアルバムはDjのNumarkという方が作ったのですが、このアルバムにMelodyという曲があります。この曲にDoomが客演しているのです。
これが初めてのdoomの曲との遭遇でした。
(振り返るとあまりこの曲が有名ではないのが不思議です。)
初めてこのジャケットの彼を見た時は、怖かったです。。何か麻薬的なものをやってるとか、恐い鬼いさん的存在に見えてました。😡(まぁ強ち間違って無いのだが😂)
でもでも、何故か曲と姿が離れなかったのです!
特に当時からいいなって思ったのが
He told hold up, after the punchline!って歌詞。
とってもしびれる。凄くインテリジェンスな人だなって思いました。
実際、本当の意味でのヒップホップって今でもインテリジェンスな音楽だと思っています。
僕はヒップホップはDoomとEminemしか深く聴いていませんが、どちらも虚飾が無く生き方を問うてくれる、考える余地を与えてくれるものと思います。
だから今でも僕のipadには彼のインタビューが入っているくらい、大好きなのです!🥰🥰
彼の主張は当時から一貫してsupervillainだったんですね。
彼は自らが悪役の仮面をつけることによって、世の中にある悪なるもののくだらなさを説くパラドックスを演じるのです。
殊に名盤MadvillainのStrange waysはその典型ですね。
彼からしたらBLM運動なんていかにくだらなく、やるせ無いものかと思います。✊🏿
ありがとう、先生。
ありがとう、doom.
どうかあなたの孤独が少しでも癒やされますように。peace.
You’re My hiphop Hendrix.