父親失格男の呟き 希望
このところいろいろなことが起きすぎて
noteを書くことすらままならなかったが
ようやく落ち着いてきたので
この3ヶ月のことを振り返る・・・
特に先日起こったことは
この3年で最も大きな転機だ
前兆はあった
復職へめけて慌ただしく過ごしている最中
これまで親孝行らしい親孝行をしてこなかった失格男
50をすぎてこれじゃいかんと
急に親孝行をしなければという焦燥感に似た思いが芽生えた
実家に足繁く通い
弟家族の再建(これについてはまた後日)に向け
弟夫婦とも何時間も話し合いを重ね
両親に積極的に声をかけて
すっかり元気のなかった両親にも
だんだん笑みが見えるようになった
10月某日、母の誕生日
遠くに暮らす姉家族と
弟家族に声をかけ
母親の誕生日を一緒に祝おうと提案した
家業があるので
夕食をみんなでとはいかなかったが
家業が落ち着く夜の8時
姉家族の家とテレビ電話の回線を繋ぎ
弟夫婦、姉家族、そして両親とともに
母の誕生日を祝った
兄弟3人とその配偶者、その孫5人で
(残念ながら失格男の子供はこの中にはいない)
誕生日の歌を歌い終えると
78歳の母がろうそくを吹き消し
プレゼントを手渡した
母はこんなこと初めてだと
涙ながらに喜んでくれて
思えば母親の誕生日をこんなふうに祝ったのは
初めてのことだなと反省した
その夜、ふと思い立ち
長女と次女に両親と従兄弟たちみんなで撮った写真を送った
「 おばあちゃん 78歳になりました
よかったらお祝いのメッセージを送ってあげてね 」
とメッセージを添えて
母のラインIDと一緒に
翌日、早速次女から
「 わ、懐かしい、久しぶり わかったよ 」
との返事が来た
2日ほど遅れて、長女からも返事が来た
2人ともその後、母宛にメッセージを送ってくれた
私同様、3年以上音沙汰のなかった孫からの連絡に
母もたいそう喜んでくれた
それが先月の初旬のことだ
その後長女とは
これがきっかけというわけではないが
大学のことでテレビ電話で長時間会話をすることになる
(これまた詳細は後日記事にしよう)
そして先日
普段はこちらから連絡をしなければ
連絡が来ることのない長女から
LINEが来た
「 年末帰省しようと思うんだけど・・・ 」
長女からのLINEは
いつも一言があるだけで
即座に返信しても既読になるのは1週間以上後のことがほとんどだったが
すぐに返信すると、即座に返信がきた
長女とLINEで連続で何度かやりとりをしたのは
離婚以来初めてのことだ
そうして打ち合わせた結果
長女は冬休みに入ると同時に自宅に帰省し
(残念ながら失格男は実家にはいないのだが・・・)
大晦日に失格男と合流して
ともに実家で年越しをして
元旦の飛行機で戻るというスケジュールに決まった
翌日長女は飛行機を予約したので
この年末は4年振りに
長女と一緒に年越しを迎えられそうだ
父と母にラインをすると
父から 「それはすごいね」と感嘆の返事が来た
離婚から4年
もしかすると、私が覚悟していたよりもずっと早く
長女との交流が再開するかもしれない
まだ年末までは少し間があるが
今から楽しみな失格男なのであった