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面会交流の実施の可否は、子の福祉より、親権者の価値感が優先されているという残念な事実
さて、色々ふっっきれて
自分の人生を楽しもうと思っていた私だが、
一つ納得がいかないことがある・・・
解決金305万円。
ボーナス月に20万ずつ
分割で支払っているのだが、
これがあと数年続くのである。
協議離婚調書の内容を要約すると
1:3人の子供の親権は相手方
2:養育費として1人当たり6万円を
毎月末までに支払う
(3人なので月18万)
3:相手方は申立人(私)が子供達と
面会交流をすることを認める
4:申立人(私)は相手方に解決金として
305万円を支払う(分割)
※他に年金分割のことと、
今後いっさい相互に金銭
その他の要求をしないと明記
そして、離婚後もうすぐ2年が経過するが、
いまだに一度の面会交流も実現していない。
さらに、離婚後半年が経過した際に、
面会交流について打診をした際
相手方の敏腕シュン太郎弁護士からの
回答文書にはこうある
「 まだ新しい環境に慣れてないので
面会交流はまだ早い 」
「 半年後に面会交流について
協議するとは言ったが、
行うとは言ってない 」
「 そもそも相手方は面会交流について
行うべきではないと考えている 」
「 不服があるのなら、
面会交流調停を起こしてくださいな 」
これって、
調停時の約束を反故にしてません?
面会交流はもういいから、
分割の解決金の支払いを
もう止めたいなと考えた私は
「 向こうがルール違反してるんだもの、
こっちだって支払金を支払う義務を
反故にしてやるぜ 」
と鼻息も荒く、
弁護士事務所の予約(無料相談笑)を取り、
意気揚々と自身の主張の正当性を確認しにいったのです・・・・・が
結論から申しますと・・・・惨敗。
本日相談した、そこそこ大きな弁護士事務所の若手美人弁護士の見解は
「 解決金支払義務は絶対なので、支払わないと差し押さえられちゃいますよ 」
「 面会交流を認める=面会交流ができる ではありませんよ 」
「 え?どういうことですか? 」と問うた私に返ってきた説明は
面会交流を認める
とはあくまで認めているだけなので
もしお子さんが
「 お父さんに会いたい 」
と言っているのを
「 会いにいってはだめよ 」
と実質的な制約を課したら初めて
「認めない」
となってルール違反になるのであり、
「 面会交流にいってらっしゃい 」
と子供に斡旋する必要はないんですよ。
とのこと。
「 ほうほう、するってーとあれかい?
小学4年生のうちの息子が、母親に
「お父さんに会いたい」
って主張したのを、相手が
「 それはダメよ 」
って咎めている状況を確認して初めて、
「 おいおいそりゃ話が違わねーかい? 」
って言えるってことですかい?
と思わずエセ江戸っ子調で尋ねたところ
「 残念ながら、
法解釈ではそうなります 」
と つれない返事が返ってきた・・・
えーっと・・・つまり・・・(今度は冷静に)
「実質的に、子供が主張したのを
側で見るって状況が発生しえない
今の状況では相手方が面会させようって
気にならない限り、実現しないってこと
ですよね?」
「はい、残念ながら」
となると、
「相手方がルール違反をしているわけではないので、面会交流ができない現状を理由に、解決金の支払いをやめると言った訴えも成り立たないってことですか?」
「 はい、残念ながら・・・」
しゅうりょ〜〜〜〜〜〜〜
本日の教訓
離婚を考えていて、親権を持たない予定の皆さんに声を大にしてお伝えしたい。
「 現状の法制度下では、
同居親が面会交流をしたくないと
思ったら、それを咎める術は
いっさいありません 」
ちなみに、過去の記事でも書きましたが、
面会交流調停をおこなって、
面会交流が認められたとしても
相手方の腹づもりひとつで
その約束が守られる保証(強制力)も
いっさいありません。
ついでに、以前私が担当弁護士に
「 それじゃ、面会交流調停なんて
やっても意味なくないですか? 」
との質問に、
弁護士が返してくれたナイスアンサー
「 大丈夫です。面会交流調停は
何度でも起こせますから 」
「 お前が儲かるだけやんけ〜〜〜〜 」
ちなみに本日の美人弁護士に、
その話をしてみたところ
返ってきた答えは、申し訳なさそうに
美「 調停を通して、
そのうち相手方の気が変わることも
あるかも知れないので・・・ 」
私「 ・・・・・・ 」
ということで
親権を持たない予定の皆さんには
お子さんに会えるか会えないかは、
親権者の匙加減次第という現実を
ぜひ理解しておいて欲しいと思います。
そして解決金の支払いも逃れられませんとさ
はーやれやれ