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長男失格男の人生再生記 孤軍奮闘

昨日の続き

家賃を一年滞納している店子さんの回収問題
色々調べて、過去一年分は借用書にしてしまうアイデアを思いついた失格男
ネットで雛形を探してそれっぽく文書を作成し
アポイントが取れた弁護士事務所を訪問

2、3アドバイスを受けて
正式な書類として作成を依頼

新たに賃貸契約書も作成して店子さん宅を訪問した

先方はとにかく平謝り
弁護士の名刺も書類と一緒に見せて
これ、本当に払わなかったら私出るところでますからね
と念を押し店子さんとの話し合いは終わった

腹立たしいのは
正味2週間ほどかけて
知り合いの不動産屋に相談に行ったり
文書を作ったり、弁護士と打ち合わせをしたり
無い知恵を絞って借用書と新契約書を作り
弁護士との相談を経て、練り上げた回収計画を
親父と弟に話したときの反応だ

親父「 そんなにうまくいくかな〜〜〜 」
弟 「 まあそれで払ってもらえたらいいよね〜〜〜
    俺は出てってもらったほうがいいと思うよ 」

とこれまた他人事の反応

言葉の裏には、
「 あの人払わないと思うよ〜〜〜 」
と言う言葉が透けて見えるのだ
これは失格男の被害妄想ではない
2人とも少し小馬鹿にしたような感じで
さっきのセリフを吐くのだ

親父も弟も、そもそも 
「 なんとかしよう 」とか
「 1年分家賃滞納なんてあり得ない 」と言う意識が皆無

おそらくだが、自分たちも今まで払ってもらう努力はしてるから
ポット出てきた兄貴にそう簡単に解決できてもらっちゃ困る
くらいに思っているのかもしれないが・・・

せめて同調するか、感謝の言葉が出るべきでは無いだろうか?
少なくとも嘲笑を含んだあのセリフはあんまりだろう・・・


失格男はこのやりとりの裏でも
今後の土地の有効活用の
アイデアをもらうために
これまた数年間やりとりのなかった
知人を頼り
役場で謄本や地積測量図、都市計画図を
入手し相談に行ったり

不動産屋を訪ねて
今後の賃貸管理契約を結ぶために
あちこち奔走したりしているのだ

都度都度、親父と弟に
経緯を報告するがとにかく2人とも他人事
と言うより、未来に向けての計画にあまり興味がないのだ
多分、数日先のことしか考えられないようだ・・・

数年先を見越した話をしても親父も弟も
「もう俺わかんないから失格男に任せるよ」と言う感じ

なんだかだんだん疲れてきてしまい
3週間ほど経過した頃には
親父と弟に詳しい説明をすることは諦めた


なぜ2人ともわからないのだろうか?
これ上手くやったら、絶対楽しいことになるのに・・・
ここらあたりから、失格男は
1人でこの再生計画を進めることにした
親父と弟には、上手くいった際には
その恩恵だけ渡せばそれでいいのだろう

どうせ元々失格男のものではないので
上手くいったらもうけもの
上手く行かなくても、失格男が困ることは何もない
本来なら、親父と弟が必死にならなきゃダメなはずなんだけどね・・・

ちなみに、例の家賃滞納の店子さん
ここ2ヶ月は約束通りの家賃と
借用書の返済をちゃんと守ってくれている

それに対して
父親と弟からのコメントは何もない・・・

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