「やらない選択」をしてもどうにかなる。優先すべきは「健康」
こんにちは! セカンドスター運営の藤野ことです。
実は先週、突発性のめまいで1週間ほど起き上がれない状態でした。耳鼻科でめまいの薬をもらい、症状は軽くなったもののなかなか完治しないため、婦人科にも行ってきました。
普段は「更年期だから・・・」と言っている割に、めまいが更年期症状の1つだと気づかなかったんです。
今回は、ずっと何もできなかった1週間で気づいたことをお話します。自分が倒れたときにどうなるか、どうすべきかの参考にしていただけたらうれしいです。
めまいは厄介
私がめまいに襲われたのは2回目です。約半年前に人生初のめまいで耳鼻科を受診しました。そのときは処方してもらった薬を飲んだ2日後には回復。今回もそんなものだろうとタカを括っていたのですが・・・
「食事ができなくなったら入院」レベルでした。
私はめまいが起こる1週間前にワクチンの2回目を接種。高熱を出し、めまいは回復してから数日後のこと。弱っていたのも原因の1つかもしれません。
めまいが酷いときは、寝返りすら打てず、トイレもひと苦労。ご飯を食べるとき以外は寝たきり状態でした。本当になにもできません。動けません。
ちなみに病院へはタクシーを使って行きましたが、タクシーが曲がったり止まったりするたびに気持ち悪くなっていました。
仕事をしない
私はライター・整理収納アドバイザー・翻訳家として活動しています。どれもパソコン必須です。椅子に座ることはできるのですが、めまいのせいでパソコンには向かえませんでした。
でも、ライターの仕事には締め切りがあります。寝ながらでもスマホだけは触れたので、音声入力を使ってクライアントさんたちにメッセージを送り、事情を説明。みなさん理解ある方々で、納期を延ばしてもらえました。最初はめまいが酷かろうと死ぬ気でライティングしようかと思っていたのですが、無理せず正直に話してよかったです。
翻訳の仕事は終わったばかりで現在進行形の仕事はなし。整理収納アドバイザーとしては、セカンドスターで「お片付けプログラム」をスタートする予定でした。ですが、まずは体調優先ということで延期。体調が戻りしだい準備をしたいと思っています。
「仕事ができない」と思うと焦ってしまいますが「体調が戻るまでは仕事をしない」と決めたら、気持ちがラクになりました。
家事をしない
普段の家事は、私が95%くらいやっています。夫はときどき洗濯物を取り込んでからお風呂掃除する程度です(わが家は浴室乾燥)。
でも、めまいが続いた1週間、家事はほとんどできませんでした。なので夫が昼食と夕食を作る(あるいは買ってくる)こと、2日に一度の洗濯(普段は毎日)をこなしてくれました。在宅ワークでも普段家事をしない夫が、これだけでもやってくれたことには感謝です。欲を言えばキリはないですから(笑)
ただ、掃除だけはやる気配がなかったので、私が我慢できずにクイックルワイパーをかけようとしたのですが、途中でクラクラして断念。残りは息子にやってもらいました。
とりあえずご飯さえ調達できれば、私が寝込んでいても家は回るんだなとわかったのは今回の収穫です。
私が家事をしなくてもなんとかなるとわかってからは「体調が戻るまで家事はしない」と決めました。
夫が入院したときは私がいろいろやっていたわけですから、私がダウンしたら夫に任せればいいんですよね。
夫が入院した話はこちらのnoteを読んでください。
「できない」ではなく「やらない」
めまいで動けなくなったときは「あれもできない」「これもできない」と焦る気持ちばかりが募っていました。
でも、無理をしたところで「中途半端な仕事」「具合が悪いのに家事やってますアピール」にしかならなかったでしょう。回復も遅くなっていたかもしれません。
だから「やらない」と決めて、クライアントさんにも家族にも甘えることにしたのです。
人に頼るのが苦手で、代わりにできる人はいないと思い込んでいた私。でも、誰かに頼ればどうにかなることもあるのだと気づけました。
人は、自分一人で生きているわけじゃなく、みんなに生かされているんですよね。
自分が健康だからこそ、頼らなくてもできていたわけで。
できないときは素直にできないことを認め、「やらない」選択をすることも大切です。
40代、50代の女性は「ゆらぎ世代」とも言われています。仕事のプレッシャーや日頃のストレスをずっと抱え込んでいたり、睡眠不足だったりする状態では、私のように自律神経が乱れてしまうかもしれません。
この世代だからこそ、無理は禁物。生活リズムを整え、自分を大切にしていく必要があるのだと実感しました。