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見るだけで人生の経験値が増えるアニメ【CLANNAD】

 唐突ですが、みなさんはどんなアニメのジャンルが好きですか?
 バトル系や日常系、スポーツ系、ラブコメ、最近だと異世界転生系などなど数多くのジャンルがあるかと思います。
 今回は多数あるアニメの中でも、「人生の全てが詰まっている」と言われている、アニメ好きにとって評価の高い【CLANNAD】について紹介させていただきます。

 まず、前知識としてヲタクの界隈では『CLANNADは人生』と言われています。
そもそもなぜそんな呼ばれ方をされているのか、個人的な解釈になりますがざっくりとまとめますね。
 この作品は、「学園編」と「アフターストーリー」の2部構成になっています。簡単にいうと高校生編と卒業後のお話しです。
 ここだけ聞くと普通に聞こえますが、巻き起こる事件が中々ハード…言い換えるとかなり現実的で、まるで自分が体験しているかのように感情移入してしまうような内容が多く含まれています。
 そんな登場人物たちの生き様を追体験しながら作品を見ていくので、見終えた頃にはキャラの人生を経験したような気になるのかも、、、と私は思っています。

 さて、そんなCLANNADの好きなところを「家族愛」「夢」「絶望への向き合い」のジャンルに絞ってお伝えします。
 なお、登場人物が多いので主人公の岡崎朋也(ともや)とメインヒロインの古河渚(なぎさ)の2人に絞らせていただきます。

 1つ目の「家族愛」ですが、その前にさらっと2人の紹介。朋也はあることがきっかけで親父と仲が悪くなった高校生、渚は昔から体が弱く留年を繰り返している女子高生として描かれています。
 その中でも家族愛を感じるのが渚の家族たちです。病気しがちの渚をいつも暖かく支える、ゆるふわなお母さんと元気ハツラツ陽キャお父さんが作り出す家庭内の雰囲気は癒し&ギャグが横行しています。
 また古河家は朋也の事情を知っているため、お父さんは色々言いつつも仲良く戯れたり、本気で語り合ったりと来る者拒まず愛を注ぐ家庭です。

 こんな家庭作れたら毎日めちゃんこ楽しそうだな!と感じるので、興味を持ってみた時にはぜひ堪能してください。笑

 2つ目は「夢」について。これは病気がちな渚が所属している演劇部(部員は渚だけ)が文化祭で発表をしたいと夢を語り行動していた時の話。
 先ほど紹介した渚のご両親には昔目指していた夢がありましたが、渚の病気を気にして別の道を選んだ事実を渚が文化祭当日に知ってしまい、「両親の夢を犠牲にし自分の夢を叶えようとしている」と悲観してしまいます。
 そんな渚にお父さんが投げかける言葉が、本当に熱くて優しい。ネタバレは避けていきたいので曖昧な表現が多く申し訳ありませんが、普段優しい言葉を投げかけるお父さんが、夢を諦めようとしている娘に対して伝えた想いに対して目頭が熱くなることは間違いありません。

 夢に向かって必死に頑張る姿や、仮に夢が叶わなくとも前向きに進む姿は現実世界でも素敵で、応援したくなる存在ですよね。

 最後に「絶望への向き合い」。ここがCLANNADは人生と言わせる最大のスパイスになっていると思います。
 どんなに苦しくて辛いことがあっても、悲しいことがあっても、生活は続いていきます。
 次の日には吹っ切って頑張ろう!と思う日もあれば、中々立ち直れない日もあるのではないでしょうか。
 この作品を見て感じたのは、「悲しい時は強がらずとことん悲しんでいいんだ」ということと「周りに頼ること・甘えることの大切さ」です。
 最後まで見たときに、心にグッとくるものがあると思うので、ぜひ楽しみにしていてください。

 余談になりますが、私は身内の大切な人を失った際に心が空っぽで抜け殻みたいな状態になったことがあります。本当に辛かった。
 その時に実はCLANNADを高校生振りに見直し、今ある現実と向き合うリハビリをした思い入れのある作品となっています。

 以上です!
 最後湿っぽくなってしまいすみませんでした!総じて言えるのは、日常のギャグパートと終盤の感動する回等々、ボリュームたっぷりで大変素晴らしい作品なのでぜひ見てほしい!!!ということです。
 制作会社は京都アニメーション、総計44話のため作品の余韻を充分味わえる最高傑作をぜひ楽しんで、人生のレベル上げをしてみてはいかがでしょうか!?笑

最後まで読んでいただき誠にありがとうございました。
CLANNADを見た感想や本文の感想もぜひお待ちしています◎

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