鼎談(ていだん)する者たち
SECI体感ラボから、知が生み出されるようなことを
なんでもいいから何かやってみたらいいんじゃないか?
という案を実現すべく、
2024年からSECI体感ラボでは【鼎談(ていだん)】と称して
主宰の3人で定期的に鼎談LIVEをしてます。
ゴールを決めず、テーマに沿って自由に話す30分。
そこから生まれたものとは…?
鼎談を始めた理由
超相対性理論
もちろんオリジナルではなくて。
きっかけはこちら。
我々3人も、テーマに沿って3人それぞれの視点から話していくことで
何かしら”知”の創造ができないだろうか?
そんな試みです。
具体と抽象の行き来する
鼎談が始まる約半年前。
細谷功さんの書籍にドはまりしたSECIラボの榊原惇志は
自身の育休中に細谷氏の書籍を何十冊と読み漁っていた(誇張ではない)。
具体と抽象を育児の中で言語化し
なんと知識創造との深い関係まで到達していたのだ…!
具体と抽象の往復、と聞いて、すぐにピンと来る人はそんなに多くない気がしている。理由は、多くの場合は無意識でやっているから。
意識的にやっている人は、少なくともコーチングやカウンセリングをかじってる可能性が高いと思っている。
例えば育児(この頃は3ヵ月~6ヵ月のベビーと共に暮らしていた)。
毎日毎日、ミルクをあげ、おむつを替え、寝かせるの繰り返しの中で、
具体事象から仮説を立て、ルールを見つけていく。
・なんだか今日はよく寝るな
・今日はミルクをあまり飲まないな
という日々を繰り返すことで、
・どうやら雨の日はよく寝るようだ
・ミルクの温度が低いと飲まないようだ
という法則が見つかってくる。
逆もしかり。
インターネットに載っている情報は、大多数に対して当てはまるのかも知れないけれど、万人に100%当てはまるわけではない。抽象度の高い情報を実践するうちに、うちの子の場合はこうだよね、という個別具体の対応策が生まれてくるのである。
(なお、この時組み立てた、「SECIを思考の軸にする」というテーマはまた別で書くので、覚えておいていただけると嬉しい)
三者三様であることの価値
これまでも度々出て来ていたかもしれないが、我々SECI体感ラボの3人は、
本当に三者三様である。
・客観的視点を持ちながら、実は熱い想いを持った大崎
・アディアを出すタイプなのに、実は感情があまり動かない榊原
・パッション派でありながら、実は型を重んじる大久保
この3人がそれぞれの立場でそれぞれの意見を
良くも悪くも好き勝手言う。
そう、良くも悪くも(笑)。
1.学びを血肉にするには
記念すべき第1回。盛り上がった(笑)。
クローズのコミュニティへの配信。
2.縁があるってどういうことだろう?
第2回はLIVE配信先を広げて配信。
3.心身がととのうとはどういうことか?
Facebook全公開!極度の瞑想好きから生まれたテーマ
4.歴史から学ぶとはどういうことか?
LIVE配信に毎回手間取る(笑)。実践知の獲得が期待される。
5.品があるとはどういうことか?
岡山赴任後初鼎談!娘が日に日に暴れるようになっていく‥
リアルの価値
岡山転勤の前に、1度だけ3人リアルで鼎談を実施しました。
テーマは「対面の価値を対面で語る!」でした。
この日はぽかぽか陽気で、鼎談前に3人でランチして、貸し会議室に向かいました。東京駅でお店に辿り着けず迷ったこと、背中にそそぐ日差しの温かさ、それを共有している人がいること。
対面の価値、たくさんありましたが、やはり対面はパワフルです。
人と会うということを、もっと大切にしたいと思えた、とても貴重な回でした。
(なお、鼎談後もカフェでえんえんしゃべってました、笑)
鼎談を続ける意味
1.継続は力なり
1つは、SECI体感ラボとしての活動を止めないため。
最近はワークショップをやっていない(次のステージに行くためにお休み)ので、
それでも何かしら動き続けていることが我々に必要でした。
水面下で色々模索していることもあります。
進んだと思ったら、
現実に引き戻されることもあります(日々の仕事の忙しさとか…)。
それでも行動を止めない。という決意表明なのです。
2.準備いらずで面白い
自己満足だと言われればその通りなのですが、
準備いらず、これ大事。
それでも知は生み出されるのか?
つまり、雑談(なんか)から知は生まれるか?という
大きな問いに答えようとしている。とも言える(笑)。
3.話せてうれしい
志を同じくする人たちと話せることそのことが、
嬉しいのです。
とにかく嬉しい。
嬉しいうちは、ゆるゆる続けましょう。
そのうちこの鼎談から、大きな気づきが生まれ、
SECI体感ラボの未来に繋がっていきます。
あとがき
第5回までの鼎談についてまとめてみました。
まとめているだけだなぁ…という反省と、
誰にも知られていないInstagramとYouTubeの存在を
もう少し世に出していきたい意図で書いています。
本質的なことはまた今度!
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