ストイックな生き方とは真逆を行くわたしの生き方
おはようございます
#KENMAYA です。
昨日、Twitterで知り合った経営者の方とビジネスランチがてら、お会いしてきました。公園内を散歩しつつ、投資、ビジネス、ライフスタイル、ニュースタンダード、宗教、死生観、などなど多岐に渡り、お話をさせて頂いていたのですが、率直に言って、彼のストイックな生き方に単純に尊敬の念を抱きました。
今日は、そんな彼とは全く性向の違うわたしの生き方を、善悪で語るのではなくホメオパシー(※ここでは自然治癒としての意味)の観点から考察してみたいと思います。
1.彼のライフスタイル
一言で言って、「勤勉」です。
早朝から1日を完全にスケジュール管理して、トレーニングや食生活、タスクの管理、そして何よりその非凡な才能を活かすための環境の整備、交友関係や夫婦関係についてもファンダメンタルズ分析を欠かすことのない、
「パーフェクトヒューマン」(※わたし視点による)
です。
自らの欠点やハンディキャップを内包した、メンタルトレーニングも行っており、率直に言って「わたしには真似できない生き方」でした。
2.わたしのライフスタイル
わたしは一言で言って「怠惰」です。
皆さんご存知の通り、食道アカラシアとうつを発症しており、とにかく「無理をしない」生き方を最優先で考えています。結果として、昼寝もするし、食欲がなければゼリー飲料を食事代わりにすることもあり、筋トレなんてもっての他、目覚まし代わりに朝の体操と、天気が良ければドラクエがてら少し散歩をする程度です。
あとは雑務程度の仕事をこなし、SNSで大喜利をしているような「怠慢」を絵に描いたようなライフスタイルです。
わたしの生き方にタスク管理やリソースの最適化という文字はなく、直感とそのときの気分、集中できる時間なんてせいぜい1日のうち30分程度です。
3.なぜ話が合うのか
全く異なる生き方をしている二人がなぜ話が合うのか、疑問に思われる方も多いでしょう。わたし自身よく分かってはいません。
が、ひとつだけ言えることがあります。
それは二人とも経営者(だった)という点です。
つまり、インカム(収入)とキャピタル(資産)の違いを理解しており、労働集約の本質及び意義を理解し、これをスケール化することの重要性と、さらに次世代の労働集約の方式をある程度見据えた未来予想図を持っている、ということです。
ちょっと言葉が難しくなりすぎたかもしれません。少し補足します。
要は、自分自身が豊かになることにはあまり興味がなく、質素な生活を好み、額に汗して働くことは美徳であり、それこそが人間の生きる意味であると理解していること。さらに、AIやロボティクスがもたらす次世代の働き方にどう適応していくか、色々考えている。ということです。
4.わたしの生き方の解釈
ある意味で彼と正反対の生き方をしているわたしが、「怠惰」としながらもなぜこれを肯定的に捉えているか、それは、「ラグジュアリーを求めていないから」です。
これは彼も語っていたことですが、人類が目指すべきなのは真に平等な原始共産社会であり、ピラミッド型の組織には必ずどこかにしわ寄せがいく。
例えば、今の資本主義は、資本家は無限に資本を増やすことができるけれど、労働者階級はいつまで経っても資本家になることはできない。といった具合に、経歴や経験、能力によって差別化された競争社会は、労働生産性を向上させることはあっても、皆が裕福になることはないという市場原理が働いているのです。
つまり可能な限り自分を清貧に置くことで、その可処分所得を再分配する、市場にどんどん還元することで経済を回そう。という考え方について、わたしと彼は同じポジションなのです。
「ラグジュアリー」や「エグゼクティブ」を求めれば、当然嫉妬や僻み、憎しみが生まれます。
我々にはその「金持ち」としての資格も欲もないのです。
5.最後に
つまるところ、わたしは「金持ち」になりたくないのです。
キャピタルゲインで資産形成をしつつ、ある程度のインカムゲインが図れればいい。キャピタルゲインで増えた資産は研究や成長産業に再投資することで、わたしのような「怠惰な凡人」よりもっと有用に使ってくれることでしょう。
やはり、会っても「なるほど、面白い。」という感想しかない方でしたので、近い内にStand FMで二人でラジオやります。
意識高い起業家と意識低い起業家の対談です。面白そうでしょ?
ここまで読んで頂きありがとうございました。
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