ステンレスタンブラーの鏡面磨き方法【天然素材の研磨剤】
こんばんは。
#KENMAYA です。
今回はわたしが愛用してきたステンレスタンブラーを磨いてみました。
本来、このタンブラーは滑り止めのため、
わざと表面に横方向にヘアライン加工(微細な引っかき傷のような加工)が施されています。
残念ながら完全にヘアライン痕を除去するには至りませんでしたが、
ほぼ鏡面にすることには成功しましたので動画にしてみました。
早速見ていきましょう。
今回はリューターを使用します。
また各種バフも使用しますが、
・サイザルバフ(麻バフ)or 砲弾型フェルトバフ
・綿バフ、キャラコバフ or セーム革バフ
程度があれば十分です。
1.下磨き
"SLS-200"を使ってサイザルバフでじっくりと下地を作っていきます。
リューターは中速ぐらいの回転速度がオススメです。
ステンレス磨きの場合、この下地作りがうまくいかないと、
後々仕上がりがいまいちになってしまいますので、
丁寧に塗り重ねて研磨していきましょう。
特にヘアライン加工やブラスト加工などの表面加工がされている場合、
あらゆる方向から研磨するようにしてください。
磨き上がったと思ったら一度研磨剤を洗い流しましょう。
全体が白く濁っていて、大きな傷やヘアラインなどの加工が見えなくなっていれば、下磨きは完了です。
2.中磨き
次に"SLT-400"を使い、綿バフで荒削りした後を滑らかにしていきます。
研磨剤が飛び散りやすいので、薄く塗ってあらゆる方向から磨いていきます。
どちらかと言うとステンレス磨きには不得手な研磨剤ですが、
下磨きの後に重ねて使用することで、仕上げ磨きでの光沢が出やすくなります。
こちらも磨き上がったら、研磨剤を洗い流しましょう。
3.仕上げ磨き
最後に"SLV-10000"を使い、柔らかい綿バフなどで磨いていきます。
リューターは高速がオススメです。
力は込めずに表面を丁寧に拭き上げるイメージで磨きます。
タンブラーぐらいのサイズになると、
リューターで磨くのはどうしても磨きムラがでてきてしまいます。
上記の画像のようなバフレースという専門機械を使うと磨きムラが出にくいのですが、さすがに一般家庭に置けるようなシロモノではないので、
今回は固形研磨剤を使用しました。
"VSP-8000"といいまして、
細かい部分やピンポイントでの光沢仕上げに優れたオリジナル研磨剤です。
液状研磨剤と違い、リューターやポリッシャーなどの機械が必要にはなりますが、
宝飾品やハンドメイドをされている方にはとてもオススメです。
今回も仕上がりで光沢不足な部分をピンポイントで磨き直しに使いました。
研磨経験のない方も楽しく身の回りのモノを磨いてみませんか?
是非、皆さんもお試しください。
ここまで読んで頂き、ありがとうございました。
これからもいろいろな磨いてみた動画をアップしていきますので、
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