こんにちは。
#KENMAYA です。
よく子供の頃にジャンクフードや味の濃いものばかり食べると、
大人になってバカ舌になるとか、
おいしいものばかり食べてるとグルメ舌になって、
一般的な家庭料理をまずい、と感じてしまう。などといった風説をよく耳にしますよね。
わたし個人の考えですが、
どちらもある程度合ってて、ある程度間違っていると考えています。
人によって「食」に対する価値基準は様々です。
一概にグルメと言ってもそれが金銭的対価と釣り合うかどうかは、
人それぞれなのです。
今日は決して富裕層ではない、わたしから見た「グルメ舌」と「バカ舌」について、考察してみたいと思います。
1.グルメ舌
まず「グルメ舌」についてお話します。
確かに高価でおいしいものばかり口にしていると、
普通の家庭料理や価格帯の安い外食などで「おいしくない」と感じてしまうのは事実だと思います。
この場合、「高価であるが故においしいのは当然である」というプラシーボ効果もあり、「安ければ普通かそれ以下であろう」という思い込みによって、自分の中で食べ物に対する価格帯によるレッテル貼りをしてしまっている可能性が考えられます。
「高ければおいしい」という思い込みを覆すことは、実際不可能に近く、
確かに高級なレストランで高価な食材を使い、長時間手間をかけられた食事はおいしくないはずはありません。
もし、それがおいしくないのであれば、ただのぼったくりです。
ではひとたび「グルメ舌」となってしまったら、
チェーン店やファーストフードをおいしくないと思い込んでしまうことは避けることはできないのでしょうか。
わたしはそうは思いません。
価格なりのおいしさであったり、利便性であったり、食に対する価値観は時と場合、懐事情によって大きく変わります。
ですので、自身が「グルメ舌」だと思っている方は、
まずは自身が「おいしくない」と思っている前提を疑ってみましょう。
個人的には思いっきりお腹を空かせてから、
ファーストフードをがっつり食べてみることをオススメします。
2.バカ舌
次に「バカ舌」についてお話します。
「バカ舌」とは、味の濃いもの、塩分濃度の高いもの、砂糖が多く含まれているもの、辛味成分が強すぎるもの、といったものにしか味を感じない、
おいしく感じないといった味覚障害のひとつです。
これは主に幼少期からジャンクフードを食べ続けていたり、
食や健康に対する関心が薄く、とりあえず腹が膨れれば何でもいい。
といった人が陥りやすい状態です。
一度「バカ舌」になってしまうと、
薄味の和食(精進料理や京風の味付けなど)や高級レストランの希少価値の高い高級料理に魅力を感じなくなってしまいます。
ある意味で「グルメ舌」よりも食に対する幸福度が高いとも言えます。
しかし、わたしが考える「バカ舌」の最たる問題が「健康問題」です。
味が濃いものを好む傾向にある人は、血糖値やコレステロール値などが高く、将来的に成人病である高血圧や血栓症といった健康被害を被るリスクが高くなります。
将来のリスクに備えて、自身が「バカ舌」だと感じている人は、
減塩や糖分の取りすぎに注意し、健康志向な食生活を目指す方がいいでしょう。苦痛を感じながら無理に健康志向を目指す必要はありませんが、
近年ではおいしく高タンパクな商品は多く発売されています。
日常の食事を一食でも健康を意識するだけで、少しずつ改善できるのではないか、とわたしは考えています。
(※ ちなみにわたしも一食は豆腐のみ。とかにしてます。)
3.総評
対比されることの多い「グルメ舌」と「バカ舌」ですが、
その実は、思い込みと健康問題という全く別次元の話です。
食は人間の生きる醍醐味のひとつでもあります。
「何食べたい?」の問いかけに
「何でもいい」という返しは少々悲しいものがありませんか?
自分の好物と健康に今一度気を配ってみるのもいいのではないでしょうか。
ここまで読んで頂き、ありがとうございました。
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