ホットウォーよりもコールドウォーにしませんか?という話。
お久しぶりでございます。
KENMAYAの中の人(旦那)です。
体調悪化(主に精神的な理由)により毎日投稿を中止し、治療に専念?してきましたが、はっきり言ってしまえば良くなるどころか日増しに被害妄想や自虐思考に陥る頻度が増して、日常生活にも支障をきたしてきています。
そんな中、妻が許してくれたので久々に古き良きネットゲームライフに浸っている日々を送っていましたが、やってきましたるはメタバースではなく、「ウクライナ問題」。
Xデーは本日、2月16日と囁かれていますが、ロシアの最大貿易相手国であるドイツとの協議が行われている最中ですので、すぐに戦いの火蓋が切って落とされることはないだろう、とわたし自身は考えています。
「ウクライナ問題」に触れるにあたって歴史を遡って語ることは簡単ではありませんし、ここで長々とその歴史を書き連ねたところで何も得るものがないでしょう。よって、今回はタイトルの通りコールドウォー、いわゆる冷戦状態のススメについて書いていきたいと思います。
冷戦状態とは簡潔に言えば当事国同士が国交を断絶し、いつでも戦争できるぞ、状態のまま膠着している状態のことです。歴史上、米ソ冷戦が最も有名ですが、それに近い状態は現代もなお続いているわけです。
いつでも攻める準備ができていることを誇示し、協議のテーブルにつかない相手国に対し、周辺諸国と団結し、経済制裁や包囲網を敷くことは『窮鼠猫を噛む』ことにも繋がりかねないため、結果として骨抜きになることが多々あります。
しかし、現在進行形で世界経済がグローバリゼーションの流れで不可逆的に進歩していく中で、イデオロギーの対立による米中、欧露摩擦は避けて通れない道であるとも言えます。つまり、いつかこうなることは皆分かっていたわけです。ですので、相手の喉元にナイフを突きつけている状態のまま、緊迫した冷戦状態を維持することもひとつの解決策なのではないか、とわたしは考えています。
世界は和解することを望むのでしょうが、現実にはイデオロギーや宗教、領土問題といった決して相容れない数多の問題を抱えています。「いつ戦争になってもおかしくないぞ」という状況は、世界に緊張感を与え、各国に軍備増強、生産力の向上を促します。
これはある意味で成長していく世界経済に投資して寝て暮らす怠惰な世界よりも、老廃物を排し、生産の最適化を推し進めるという点では健全な世界ではないでしょうか。
世界には緊張感が足りてない。特に日本は平和を尊重する余り、こういった決して相容れない諸問題から目を背ける傾向にあります。現実を直視し、今そこにある危機としてしっかりと理解する必要が我々にもある、わたしはそう考えています。
最後になりますがわたし自身は、平和主義者です。ただし、あくまでそれは仮想敵国が友好的な場合においてのみ、です。仮想敵国が敵意むき出しであれば国境沿いに長距離砲や戦車を配備することは当然であり、それを忌み嫌うほど平和ボケはしていません。
皆さんはどう思いますか?
是非ご感想などお寄せください。