ありがとう、鈴原るる
#KENMAYA です。
2021/6/30水曜深夜、にじさんじ所属のバーチャルYouTuberの鈴原るるさんが最後の配信をもってライバー活動を引退されました。
実は初配信をリアルタイムで視聴し、最後の配信をリアルタイムで見送った唯一のライバーさんでもあります。
彼女の長時間耐久配信にはわたし自身の体力的についていけないところも多々あり、ところどころ歯抜けではありますが、アーカイブで残っている配信は比較的視聴させて頂いた回数の多い方です。
数多くのVtuberが生まれては人知れず消えていくこの業界で、彼女の持ち味でもある、魔界村をはじめとした、激ムズレトロゲームやSEKIROやBloodborneといった、硬派なアクションゲームを淡々と、それでいて折れることなくプレイするスタイルは、唯一無二の存在といっても過言ではありませんでした。
どうしても新しい視聴者を増やし、維持するために、他Vtuberとのコラボや流行りのゲームに飛びつくライバーが多い中、硬派なゲームを遊び続ける彼女のセンスはアラフォーのおじさんには刺さるものがあり、密かに応援しておりました。
(※アーカイブは半年は残るそうなので、気になる方はお早めに。)
引退されることは非常に残念で、心にぽっかり穴の開いたような寂しさを伴い、何か大事なものを失ってしまった。そんな気持ちです。
彼女の今後の幸せと、今までよりも多くの素敵な未来を願ってやみません。
今まで本当にありがとうございました。そしてお疲れさまでした。
ここからは、彼女の最後の配信で明かされた「引退の理由」そして、それに対するわたしの率直な感想です。
興味のない方はここまで読んで頂き、ありがとうございました。
是非、彼女のライブ配信を見てあげてくださいね。
・明かされた引退の理由
はっきりとは明言しておりませんでしたが、度重なる脅迫や行き過ぎた誹謗中傷、ストーカー被害などを受け、警察とも連絡を取り、身の安全を優先する。というのが直接的な引退の理由のようです。
人気者であればあるほど、熱狂的なファンになればなるほど、自分は特別視されなくてはならない、といったいわゆる「厄介なファン」というものに自分でも知らず知らずのうちになっていることがあります。
リアルのアイドルでも度々事件になっているように、昔からこういった「厄介なファン」は一定数存在し、かけた金額やかけた愛に対する見返りを求めるようになっていきます。
その一方的な偏愛が暴走し、「なぜ自分を特別扱いしてくれないのか」といった怒りに変わり、愛憎相半ばする表裏一体になってしまうのが今回のような引退劇に繋がってしまうのは、あまりにも悲劇です。
・わたしの正直な感想
正直な気持ち、彼女を引退に追い込んでしまった一部のファンには呆れています。自制の利かない幼い精神はもちろん、結果的に自分以外のファン、そして彼女本人、周りのスタッフを含め多くの人たちを悲しませてしまったことを猛省すべきだと思います。
何よりもVtuberという比較的新しいカルチャーで、なおかつ演者に負担のかかりにくい形態であるにも関わらず、演者本人に身の安全の危険を感じさせるということは、演者の素性を調べよう、突き止めようとする勢力がいるからに他なりません。
現に少し調べればVtuberの素顔(真偽不明の)画像や、(真偽不明の)素性を調べたサイトまであります。
こういった悪質なサイトや出所不明のデマ情報、そういった発信者や情報の拡散に加担した者への取り締まり、いたちごっこになりがちではあるものの、ひとつひとつ芽を潰していくしか演者を守る方法はないのではないでしょうか。
もちろんファン自身が自制し、問題行動をしないようにするのがベストではありますが、光の当たるところに必ず影は生まれます。
これからのVtuberの事務所には、「演者を守る」ことを第一に考えて頂き、このような悲劇が二度と生まれないようお願いしたいところであります。
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ここまで読んで頂き、ありがとうございました。
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