
ヘンデルとケンドリック・ラマーのB2B
今日から朝活でもしてみようかと思ったが、目が覚めたら11時前だった。何時に起きても「おはよう」と思えるのだから、人間はそれなりに謙虚に生きなければならない。
洗濯物を干していると、麻のカーテンに光が柔らかく透けていて、美しいなと思った。"木漏れ日"というのは日本語独特のものだと、そういえばヴェンダースが言ってたな。フランス語ではどのように訳されているのだろうかと検索すると「la lumière du soleil filtre à travers le feuillage」という、まさかの状況説明が文章で出てきてウケる。むしろ単語が存在しない方が、感覚的体験として所有できるのだろうか。それとも、やはり言葉として存在している方が生活に根付くものなのだろうか。興味深い。
"Greatest Hits" という言葉が最も似合わないヘンデル先生の Greatest Hits(指揮はブーレーズ先生とのこと)と、ケンドリック・ラマー氏の Mr. Morale & The Big Steppers をセルフB2Bスタイルでプレイしながら散歩を楽しんだ。音楽をジャンル分けしたのは一体誰なんだ!とぷんぷんするほど私はジャンル撲滅推進派なのだが、例えばこの御二方はよく似ている。でも現在の音楽ジャンル認識では、彼らが同じフェスに出演することは絶対なかろうし、「◯◯(ロックとかポップスとか)しか聴かない」とか言う層や、謎の音楽インテリ層(苦手)などを分断したりと、細々とした不幸を生んでいる気がしてならない。
さて、ヘンデル先生とケンドリック・ラマー氏の熱いB2Bで一万歩を越えた頃、友人が大好きだと宣っていたジュリアン・ラージ氏の新作を発見した。76というシングル。試しに流してみる。
ちくしょう、くそかっこいいやないかーい
皆して聴いてみるが良いわ!
なんだよ、世界って最高なのかよ。(ちっ⭐︎)
トップ画は、載せる写真がひとつもないので、本日の世武サラダ(夕食)