自転車で一日を終える（4/23）

2024年4月24日 02:37

まあ忙しいと言ったって、神宮球場に行っちゃってるんだから大して説得力はないだろうと思う。私が常々言っていることのひとつに「そのイベント（予定）が忙しさにインクルードされているかが重要である」というのがある。要するに、優先度が高い、重要視しているものは「忙しい」の内側にあるってこと。

深いことを言っているようで浅いのは、今日も眠気と疲労の限界の中でこの日記を書いているからだ。

朝から病院へ行き、必要最低限の薬を処方してもらった。もう長らく服用している婦人科系の薬があるが、渡仏してしまうと住民票を失い、伴って健康保険もなくなってしまう。同じ薬を服用できない事に不安はあるが、フランスで合うものをまた一から探すしかない。食べ物もそうだが、薬も海外に配送できない禁止項目のひとつだ。

薬局に寄ったのち、そのまま自転車で、星（優太）くんと合流した。軽く昼食をとり、彼の運営しているボブスレーラジオの収録。後日YouTubeにアップされるらしいので、公開を待とう。

それから外苑前に移動し、青山翔太郎（通称アオショー）とキャッチアップ。キャッチアップっつーか、別にまあまあ頻繁に会っているのだが、お互いに音楽家としての将来像や現在地なんかを確認する時間となった。

さらに自転車を少し漕いで、外苑前の駐輪場に自転車を停めた。（試合終了後一時間まで、無料で停められるのでお勧め）（こなれ感）

18時から広島東洋カープ（通称ぼくらのカープ）とヤクルトの試合を観る。前にSNSで話したことがあるが、私は葛飾区の日赤病院で生まれた。全く同じ病院で生まれた"あべ"という人物がいるが、彼女は広島県民と結婚して最近カープファンとなり、マツダスタジアムで再会をするという奇跡が起こったのだ。まるで、カープの野村（祐輔）と安部（友裕）のような話。

で、その彼女の結婚祝いを私が過去にしたらしく（勿論、記憶になし）、そのお返しに渡仏の壮行会がてら試合をプレゼンしてくれたのだった。

私は、人からしてもらった事は比較的覚えているが、自分がした事は殆ど忘れている。多分、自分的に当たり前の事しかしていないからだと思う。
そんな記憶にない事のおかげでこうして絶対に忘れないプレゼントをもらえて、また今日も自分は幸せ者だなと思った。友人よ、ありがとう。

床田（寛樹）投手が先発で、同じ江戸っ子・下町生まれ（墨田区）の宇草（孔基）選手が今季第二号ホームランを放ち、今日もカープは勝ち勝ちであった。
雨率も負け率も高い私と友人だが、今日は大人しくしていたからかも知れない。（いや、かなり喋ってたな）

嬉々として帰宅したのち、自転車から車を乗り換えて、次はガーデンテーブル椅子セットが欲しいという筋トレの先生のところにそれらを運ぶ。30分ほど車を走らせて世武選手本日第二号帰宅。そこから５月１７日公開の映画『missing』サウンドトラックのマスタリングをしながらタイトル決めなど。

この仕事は深夜も何もなかったりする事があるが、本日もそんなこんなしていたら電話がかかってきた。
映像が思ったように仕上がらなかったので、音楽で何とか挽回したいからちょっと作り直してほしいという内容だった。
明日再度話し合いをして作り直し、明後日録音で完成しなければならないというタイトさ！皆んなギリギリの中でやっているのだろうけれども、このスピード感はパリに行ったら恋しくなるかも知れない（？）ほど日本独特のものだと思う。

明日は撮影も入っているし、無理やりこじ開けて時間を捻出することになりそうだ。この業界で一層鍛えられて、集中力という力技で作業の時短を実現するしかなさそうである。

さて、ぶっ倒れそうに眠いので、本日もこのへんで！

P.S. ....と書きながら寝落ちしているところを、奇跡の20分起床を果たしました世武裕子選手！