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地球は王様(1/24)

ところどころ停車しながら遅延はあったけれど、日本の新幹線の優秀さに今日も助けられた。みどりの窓口の次に尊敬している。
補足として(常々公言してきたが)私はみどりの窓口に勤める職員さんたちの大ファンだ。関西で育ち、関東に暮らす祖母の元に年二回は通っていたので幼少期から考えると新幹線には相当な回数乗ってきた。今でも途中下車など特殊な切符は窓口に買いに行くのだが、一度たりとも嫌な人・心許ない人に当たったことがない。彼らは真のプロフェッショナルなのである。ブラボー!

特に理由も述べられず平気で3,4時間も遅延して当然、むしろ定時に発着した試しのない某フランスの某SNCFとは雲泥の差… 流石にまだ1月で時期尚早も過ぎるタイミングではあるが、すでに日本の新幹線が恋しくてノスタルジーを爆発させながら東京駅に到着した。幼少の頃からずっと大好きな東京駅の丸の内駅舎。可能な限り品川駅ではなく東京駅を利用したい。

同じ日のたった数時間違うだけの殆ど同じ時間帯。同じ国の景色とは思えない日本の風土の素晴らしさに何度も写真を撮ろうとしたのだが、満月や夕暮れに限らず、どれだけ頑張っても地球は人間が発明したものなんかには収まりきらない圧倒的情緒を放っている。例えば雲のように物体としては幻の存在(物理学的に正しい表現かは分からないですが)が、つるんと立体的なテクスチャーでちょっとおもちゃみたいに浮かんでいる姿は、初めてPIXER社のCGアニメーション映画を観た時の「何じゃこれは!」という驚きに近い。今さら見飽きても良さそうな馴染みの空や雲なんかが、あらゆる場所にいる人のあらゆる瞬間の心を未だに奪い続けている。奪っておきながら祝福されるわけだから、地球こそが私たち世界の王様なのだと思う。

全くうまく撮れなかったが、自分の気持ちを思い出す装置としていくつか写真を残しておく。

積雪がなかったので広島市内を散歩
太陽の下の氷点下は本当に気持ちが良くて大好きだ

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