ボストンのバークリー音楽大学の”Vocal Summit” に参加した時に歌った歌♪~Nina Cried Power~
私が歌を習い始めて、ちゃんと学びたいなあと思った時に、4年ほど前にボストンのバークリー音楽大学の “Vocal Summit” という夏期のプログラムに参加したことがあります。
寮で暮らして、朝から晩まで歌や音楽のプログラムに参加するというもので、楽しかったですが、クラスに先生がつく形で。最終日にみんなでステージで歌うために練習する時間が毎日あって、その時に歌った歌が “Nina Cried Power” という歌(歌詞を覚えるのが大変で、ノートに書きながら必死で覚えました笑)。
この歌詞は難しいところはあまりないですが、ものすごく特徴的なところがあって、たとえば最後のところはこんな歌詞で。
But I could cry power
‘Cause power is my love when my love reaches to me
James brown cried power
Seeger cried power
Marvin cried power
Yeah, ah, power
James cried power
Lennon cried power
Patti cried power
Billie, power
Dylan, power
Woody, power
Nina cried power
“cried power” ばっかり出てきますよね?笑
“cried power”は「力を叫ぶ」とか「力強く叫ぶ」というような意味になると思いますが、その主語になってるのが、みんな有名な歌手の名前なんです。
ニーナシモンとかジェイムズブラウンとかジョンレノンとかボブディランとか。
そういう人たちの歌の力を歌っている歌とでも言いますか。歌詞がとっても独創的です。
この歌はホントに力強い歌なので、私も歌いながら、”power” をもらっている気がしました。
先生が選んだ曲なので、そこに意図があったのだとは思いますが、そのバークリーでの最後の舞台で、先生が少しスピーチみたいなものをする時間があって。「このバークリーの舞台で歌えた人はどこでも歌えるよ」と言っていたのが心に残っています。最近、いろんなところで歌っているので、この言葉を時々、思い出します。
“NIna Cried Power” の曲から、ぜひ歌の力を感じてみてくださいね♪
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