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「みちのく潮風トレイル」を歩く2

【スタート前に】
盛岡の友人と車でスタート地点に向かう前に、どうしても寄りたい場所があった。電車で行く場合は、JR八戸線トレイルのスタート駅である「鮫駅」の2っ手前「陸奥湊駅」にある陸奥湊駅前朝市で朝ごはんが絶対おススメ。

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各お店(おば様が座っている)に、数切れ単位で売られている刺身や焼き魚を購入し、市場奥の定食屋でご飯とみそ汁と共に食べる。
ウニ、いくら、マグロにヒラメ。ご飯よりおかずが多くなってしまった。。

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今日の夜に食べようと、干物や乾きものも購入。旅のテーマである「海、里の誘惑に逆らわない」いや、スタート前から逆らえない状況だった。。

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【スタート地点】
蕪島神社無料駐車場に車を停め、ようやく1,025㎞のスタート地点に立った。
※電車の場合JR八戸線「鮫駅」より徒歩15分。
時間が早く、蕪島神社の中には入れなかったが旅の安全祈願をしてから、目の前にあるTrail Headのモニュメントで記念撮影。

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【1日目のスタート】0㎞
いよいよ2泊3日のセクションハイクがスタート。今回はどこまで行けるか。思えば、天候やトラブルでゴールが変更になることは良くあったけど、ゴール地点を決めていない旅は初めてかもな。

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海沿いの道(アスファルト)にコースマーキング(看板)があり、浜の作業小屋付近でトレイルに入る。この先、ところどころで現れるカウンター。しっかりと協力しよう。

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「うわー」と思わず声のでる水平線。下北半島をうっすら望み、貼るか太平洋が見渡せる海岸沿いのトレイル。

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大須賀海岸は2㎞ほどの砂浜、その後は漁港を通ったり、まだ10㎞歩いてないのに、いきなり変化に富んだルートに興奮する。
しばらく、トレイル(芝生)を抜けると最初の目的地「種差海岸インフォメーションセンター」に到着。

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ここもキャンプ場があり芝生で気持ちよさそう。でも日が高く、まだまだ先に歩かなければ。
ここで、衝撃的な事実が!?何気なく、インフォメーションセンターのスタッフと話をしていると、トレイルマップに掲載されている「つつじの森キャンプ場」は使用日の3日前までに使用許可申請書が必要らしい、、、よく調べてから出発すればいいのだけど、、MAPに注意書きしておいてくれも良いじゃない。と思いつつ、一応、キャンプ場を運営している階上町役場に連絡をしてみる。たらい回しにされつつ、クローズは変えられず、ちょっと先にある観音茶屋「東門」のお庭にテントを張らしてもらえるらしい、という情報をもらえた。ちなみにキャンプ場は11月~4月は冬季休業もあるから気を付けよう。

距離がだいぶ伸びるため、たどり着ける目途がたったら連絡をしてみようと決め、先を急ぐことにした。

ここから先は、商店もなく、道も単調なアスファルトを7~8㎞歩く。ひらすら歩く。嫌になってきた頃に、ようやく休憩ポイント「はしかみハマの駅ありでぃーば」に到着。

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飲み物を補充して、外で休憩をしているとドーナツを手渡された。どうやら「はしかみおもてなしエンジェル」という街をあげての取り組みがあるらしく、この先もこういう出会いを楽しみに歩こう。

しかし、、この先、階上駅前商店街も商店や食堂が1軒も空いていなく、昼ご飯も食べれず、宿泊地も決まっていない我々はトボトボと歩いていると、国道45を渡る交差点でローソンを発見!

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我慢しきれずに、、コンビニご飯を食べてしまった。手軽すぎる、、。

久しぶりのトレイルに入ると、道標ではなく、マーキングが簡素化されている。

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日も傾いてきて、まだ目的地の「東門」まではだいぶ先に進まなかければいけなかったところに、「みちのく潮風トレイルボランティア茨島休憩所」の看板が。水場は無いがトイレがあり、テントを張っても良いようだ。

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今日はここまでにしよう。
【1日目終了】
1日目 蕪島神社~茨島休憩所 距離26.6㎞ 累積標高差414m
26.6/1025km

ここから2㎞の場所に北東北のスーパー「ユニバース」を発見。
食材とお酒を買い込んで、さらに往復4㎞の道のりを歩く。

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朝の陸奥湊朝市で買った乾物と漬物、塩サバと日本酒で夜が更けていく。
とは言っても、疲労感と酔いで21:00には就寝。

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明日は、このトレイルの最高地点「階上岳」を越えていかなければ。

続く



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